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灯油関連コーナー

岩手県生協連「「2024年度 当面の生協灯油価格について(第1報)
〜期間:2024年10月21日〜11月20日 灯油 1リットル当たり116円〜

 岩手県生協連(滝沢市土沢、阿部慎二会長理事)はこのほど、今年度の当面の灯油価格を決定し案内しました。

 昨年の10月21日〜のシーズンイン価格も、過去最高値でしたが、今回も残念ながら、昨年より+6円、1缶108円増の最高値の更新になります。

予定期間:2024年10月21日〜11月20日※当面ですので変更もあり得ます。※すべて税込み価格

決定価格: 配達価格・定期巡回お任せ給油: 1リットル当たり116円、1缶2,088円(昨年より+108円)
電話注文は1円プラス: 1リットル当たり117円、1缶2,106円(   同上   )

2024年度の当面の生協の灯油価格と現在の状況

(1)原油価格は、80ドル前後で推移する予想です。ただし、中東の状況、世界経済、OPECプラスの供給量など不確定要素が多いため長期に見通せる状況にありません。さらに、為替相場の状況も不安定で、メリカ大統領選や衆議院選挙で大きく変動する可能性があり、その点でも見通しが難しい状況です。

(2) 国の補助金「燃料油価格激変緩和対策補助金」は12月以降も実施される方向との報道がありました。よって、段階的に縮小されながら小売りの現状価格を維持するような形で当面継続される見込みのようです。元売り会社の「仕切り価格」の増減も、@の状況や国の補助金と関係するため、長期の見通しは立てられず、1缶2,100円程度の灯油は当面続くと思われます。

(3) 9月からの1か月で仕切り価格が2円上昇していますが、生協の灯油定期巡回の価格のスタートは現在の116円(18リットル2,088円)のまま、1缶2,100円は切る価格でスタートさせます。(電話注文は117円で1缶2,106円)今後の県内の灯油価格の抑制にもつながることを期待します。
なお、10月21日(月)から始まる生協灯油の定期巡回は、「暫定価格」ではなく1か月間をめどとした「決定価格」とします。
今後も原油、為替、気候などで仕切り価格は変更されますので、必要な場合は1か月の期間途中でも価格を変更する場合が十分あります。(延長してそのままという場合もあります。)
変更は、岩手県生協連から報道各社にリリースするなどして発表します。

※「暫定価格」とは・・仮の価格。後日決定価格を決めて、差額が出た場合は割り戻しをします。ある程度原油価格が安定した状況の時は、「暫定価格」で発表します。
「決定価格」とは、割り戻しなどは想定しない決定した価格のこと。

<問い合わせ先>

岩手県生協連 事務局 電話:019−684−2225