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灯油関連コーナー(2021年度)

岩手県生協連「灯油の還元と当面の価格」のお知らせ(第6報)
〜12月21日〜2月20日の2か月間の灯油に1リットル1円還元〜

 岩手県生協連(滝沢市土沢、飯塚明彦会長理事)は、今冬の灯油価格を3度の値上げをせざるをえませんでしたが、多くの組合員の利用がまとまったことから、12月20日〜2月20日の2か月間に利用いただいた灯油1リットル当たり1円還いたします。

暫定価格期間(12月21日〜3月20日の3か月間)で還元額と期間について

  • 還元額:1リットル当たり1.0円
  • 還元期間:2022年12月21日〜2月20日(2か月間)

ただし、2月21日から3月20日の1ヶ月分は、ロシア・ウクライナ情勢から生協への卸価格も上昇が続いたため、還元の対象外とさせていただきます。したがって暫定価格が決定価格になります。

今回の還元理由と決定価格について

(1)今冬は、原油価格の高騰で1ℓ当たり100円を超えるシーズンスタートとなり、その後も上昇は止まらずに組合員 のくらしを直撃しました。主要産油国による協調減産の延長拡大やロシア・ウクライナ情勢の緊迫化から原油が高騰し、国内仕切り価格の上昇が続きました。政府補助金が石油元売会社に支給されるも小売価格の上昇は避けられ ず、生協価格は3度の値上げ変更を余儀なくされました。

そうしたなかで、生協灯油も経営的に厳しい状況でしたが、今シーズン新たに灯油利用を始めた方は約1,600人 と計画を上回り、多くの組合員の利用がまとまりました。このため上記の還元を行います。

(2)暫定期間中の「決定価格」は、以下になります。

12月21日〜1月15日が、 定期巡回おまかせ給油価格 102円 → 101円
  電話注文給油価格 103円 → 102円
1月17日〜2月19日が、 定期巡回おまかせ給油価格 107円 → 106円
  電話注文給油価格 108円 → 107円
2月21日〜3月6日が、 定期巡回おまかせ給油価格 110円 → 110円
  電話注文給油価格 111円 → 111円
3月8日〜3月20日が、 定期巡回おまかせ給油価格 113円 → 113円
  電話注文給油価格 114円 → 114円

(3)決定価格を月別の利用量と掛け合わせ灯油代金を計算すると、冬期6か月の使用量は平均926ℓ

(3月については予想値)

負担額は 97,411円になりました。(昨年は934ℓ、71,872円、昨年比25,539円増)。

昨年と同量程度の使用量ですが、負担額は35%もアップしました。一冬で10万円近くになる灯油代は、北国に住むものにとって、大変重い負担です。地域経済にも影響します。

国による迅速な高騰対策が必要ですし、化石燃料に頼らないで、かつエネルギー自給を高めること(原発ではなく)に、早く、本気で取り組んで欲しいと願います。

・なお、県平均価格で同じ灯油量を利用するよりは、生協灯油を利用したほうが約4300円安くなります。

<問い合わせ先>

岩手県生協連 事務局 電話:019−684−2225

岩手県生協連「3/7〜3/20の灯油価格」再々値上げいたします(第5報)
〜現行価格:1リットル110円を1リットル113円に3円値上げ〜

 岩手県生協連(滝沢市土沢、飯塚明彦会長理事)は、現行(2月2日〜3月20日)の生協灯油を、相次ぐ原油高騰、石油元売り会社の仕切り価格の上昇を受けて、2月21日〜3月20日の暫定価格をさらに、1リットル当たり3円値上げすることにいたしました。

●現行の価格から更に1リットル当たり3円値上げ(暫定価格)

・期間2022年3月7日(月)〜3月20日(日)の暫定価格※すべて消費税込み価格

・配達価格・定期巡回おまかせ給油価格:
1ℓ:113円 1缶2,034円(前回より1缶+54円)
・電話注文価格は1円プラスの
1ℓ:114円 1缶2,052円(前回より1缶+54円)

※その後情勢が大きく変化した場合は変更することがあります。

値上げ理由や石油情勢と今後の進め方

(1) 前回の値上げは、年末から再び原油が上昇し、1バレル115ドルにたっしました。オロシアのウクライナ侵攻が現実化すれば、1バレル100ドルを超えるだろうと言われていましたが、残念ながら現実となってしまいました。原油価格は、代表的な指標となるWTI先物相場が3日未明115ドルに達し2008年9月以来13年半ぶりの高値。OPECプラスは、この状況でも2日の閣僚会議で増産には慎重姿勢を維持すると決めました。ロシアへの各国の経済制裁発動を背景に供給懸念が広がり、原油相場は今後も高水準で定着するとみられています。

(2) 原油上昇にあわせ、石油元売り会社の発表する仕切り価格も、2月4週〜プラス1円、3月1週〜プラス2円と、この2週間でも3円上がりました。生協の灯油価格は、前回2月21日から3円の値上げをした際には、仕切り価格が実際は6円上がっているところを3円の値上げで抑えました。1缶2,000円内に収めようとした価格でした。しかし、更に仕切り価格が3円値上げされたため、今の価格では継続できません。

(3)  政府による、燃料油価格激変緩和事業は、現在上限1リットル5円の支援が石油元売り会社に行われているものの、小売りの値上げを抑えるには至らず、ガソリンや灯油の値上げは続いています。政府はさらに上限を今の5倍の25円にすると発表しましたが、10日からであり当面はこの状態が続くと思われます。

(4)現在の県の配達灯油価格の平均は、1リットル113円を超えています。

(5) 以上の理由や見通しから、現在の価格のままでの供給は難しく、3円の値上げを致します。灯油の需要期がもうすぐ終わるという3月での値上げは、初めてのことです。遠い国の戦争であっても、エネルギーの問題として暮らしに大打撃を与えており、政府には迅速な高騰対策を進めて欲しいと思います。特に、北国での灯油価格の異常な高騰は死活問題です。化石燃料に頼らなくてもいいような再生可能エネルギーへの転換政策も切に望みます。

<問い合わせ先>

岩手県生協連 事務局 電話:019−684−2225

岩手県生協連「2/21〜3/20の灯油価格」再値上げのお知らせ(第4報)
〜現行価格:1リットル107円を1リットル110円に3円値上げ〜

 岩手県生協連(滝沢市土沢、飯塚明彦会長理事)は、現行(1月17日〜3月20日)の生協灯油を、相次ぐ原油高騰、石油元売り会社の仕切り価格の上昇を受けて、2月21日〜3月20日の暫定価格を1リットル当たり3円値上げすることにいたしました。

●変更後の価格:1リットル当たり3円値上げ(暫定価格)

・期間 2022年2月21日(月)〜3月20日(日)の暫定価格 ※すべて消費税込み価格

・配達価格・定期巡回おまかせ給油価格:
1ℓ:110円 1缶1,980円(前回より1缶+54円)
・電話注文価格は1円プラスの
1ℓ:111円 1缶1,998円(前回より1缶+54円)

※その後情勢が大きく変化した場合は変更することがあります。

●値上げ理由や石油情勢と今後の進め方

(1)前回の値上げは、年末から再び原油が上昇し、1バレル80ドルレベルになったためでした。オミクロン感染の世界景気への影響は限定的だと楽観視され、需要が高まったにもかかわらず、OPECプラスが供給を大幅に増やそうとせず、需要に追い付きません。元売り会社が毎週発表する「仕切り価格」も、12月中旬から1月3週目までで9円も上昇したため、生協の灯油価格も変更せざるをえず、1月17日から上記の価格に値上げしたところでした。

(2)供給面ではOPECプラスの増産は維持されていますが、大幅には増やさない方針のため需要に追い付かず、原油高騰の要因になっています。

(3)1月下旬〜2月上旬の原油価格は、米国WITや北海ブレンド原油も88ドル〜91ドルと7年4か月振りの高値になりました。上昇の理由は、ロシアのウクライナ侵攻が現実化すれば、ロシアからの原油輸出が滞りさらに相場が増すとの懸念や、米国や日本が追加増産を要請しているにもかかわらず、OPECプラスは2月2日の会合でも現行の増産ペースを維持し引き上げないと決めたためです。市場では、1バレル100ドルの大台になる可能性も取り沙汰されています。

(4)一方、燃料油価格激変緩和事業が発動され、1月5週▲3円40銭、2月1週▲3円70銭、2月2週▲5円、2月3週▲5円の補助金が、元売り会社の仕切り価格とともに発表されました。しかし、1月3週から、2月2週までの5週間で、仕切り価格は毎週2円ベースで上昇し、本日発表の明日から2月3週の仕切り価格も1円の上昇です。その累計は6週間でプラス11円にもなります。補助金が加味された実質の仕切り価格の上昇は、プラス6円です。補助金が元売り会社に支払われているとはいえ、小売価格を十分に抑えることはできていません。

(5)以上の理由や見通しから、現在の価格のままでの供給は難しく、3円の値上げを致します。せめて1缶2,000円は超えない価格に抑えました。ご理解ください。今回の価格も、暫定価格ですので、3月14日の灯油委員会で「最終価格」を決定した際に、利用が計画通りであれば割り戻しで還元することができます。最後まで生協灯油に利用をまとめていただくようお願いいたします。

<問い合わせ先>

岩手県生協連 事務局 電話:019−684−2225

岩手県生協連「1/17〜3/20の灯油価格」変更のお知らせ」(第3報)

 岩手県生協連(滝沢市土沢、飯塚明彦会長理事)は、現行(12月20日〜1月15日)の生協灯油を、相次ぐ原油高騰、石油元売り会社の仕切り価格の上昇を受けて、1月17日から3月20日の価格を1リットル当たり5円値上げすることにいたしました。

●予定期間:
2022年1月17日(月)〜3月20日(日)の暫定価格
※その後情勢が大きく変化した場合は変更することがあります。
・配達価格・定期巡回おまかせ給油価格:
1ℓ:107円 1缶1,926円
・電話注文価格は1円プラスの
1ℓ:108円 1缶1,944円

※すべて消費税込み価格

値上げ理由や石油情勢と今後の進め方

(1)12月になると70ドルまで急落した原油は、年末から再び上昇し10月〜11月の1バレル80ドルレベルに戻るようになりました。「オミクロン株」の感染の広がりが、世界経済の先行きに警戒感を与え12月に一旦下がったものの、ここへきてオミクロン感染の世界景気への影響は限定的だと楽観視され、需要が高まったようです。

(2)供給面ではOPECプラスの増産は維持されていますが、大幅には増やさない方針のため需要に追い付かず、原油高騰の要因になっています。

(3)石油元売会社の発表する「仕切り価格」は、12月2週までは下がり続けましたが、その後は12月3週+2.5円、12月4週〜1月1週▲0.5円、1月2週+5.0円、1月3週+2円と、計9円も上がりました。北半球の冬の需要期が終わり、需要が緩和することを期待したいところですが、まだこの高値は続くとみられています。また、日本国内でも寒波や異常気象で需要が高まれば、高値が続く可能性があります。

(4) 以上の理由や見通しから、現在の価格のままでの供給は難しく、組合員の家計負担を考えると心苦しいですが、5円の値上げを致します。今回の価格も、暫定価格ではあり、3月中旬に「最終価格」を決定した際に、利用が計画通りであれば割り戻し還元することができますので、引き続き生協灯油に利用をまとめていただくよう呼びかけます。

<問い合わせ先>

岩手県生協連 事務局 電話:019−684−2225

岩手県生協連「11/8〜11/20の灯油価格」変更のお知らせ」(第2報)

 岩手県生協連(滝沢市土沢、飯塚明彦会長理事)は、先日(10月19日)発表した10月21日(木)〜11月20日の当面の生協灯油「決定価格」を、相次ぐ原油高騰、石油元売り会社の仕切り価格の上昇が大きいため、予定期間の途中ですが、価格変更をすることにいたしました。

●予定期間:
2021年11月8日(月)〜11月20日(土)の決定価格
※その後状況に変化がない時は、この価格で継続します。
・配達価格・定期巡回おまかせ給油:
1ℓ107円 1缶1,926円(前月より、1缶+90円)
・電話注文価格は1円プラスの
1ℓ108円 1缶1,944円(    同上    )

※すべて消費税込み価格

※昨年スタート価格より、1リットル当たり27円、1缶では486円高く、1.36倍になっています。100円以上での定期巡回スタートは、過去には3年前、7年前もそうでした。

「暫定価格」とは、仮の価格。後日決定価格を決めて、差額が出た場合は割り戻しをします。ある程度原油価格が安定した状況の時は、暫定価格で発表します。

「決定価格」とは、割り戻しなどは想定しない決定した価格です。

値上げ理由や石油情勢と今後の進め方

(1)生協の灯油価格は、家計の負担をできるだけ少なくしようと、定期巡回価格1リットル102円(電話注文103円)でスタートさせました。価格を決めた後も仕切り価格が1リットル当たり7.5円上がったため、11月20日までの期間終了を待たずに、途中の11月8日から変更せざるをえなくなりました。ただし、値上げ幅はプラス5円に抑えます。今後仕切り価格の上昇がさらに続けば、再度の見直しが必要になります。

(2)10月上旬1バレル80ドルだった原油価格は、82ドルへ上昇しました。

理由は「ポストコロナ」の経済再開や、北半球が冬に入り需要が増しているにもかかわらず、OPEC(石油輸出国機構)が、積極的な増産を行わないままだからです。OPECやロシアなどが参加するOPECプラスの次回閣僚会議11月4日までは高値基調は続くと思われます。

(3)さらに円安が進んでいます。9月は1ドル110〜112円でしたが、現在は3年11か月ぶりに1ドル114円69銭まで円安が進み、円建ての原油コストが上昇。それが仕切り価格の上昇につながったようです。元売り会社が発表する「仕切り価格」は、9月1週目から、10月4週目までの8週間で1リットル当たりすでに14円上昇し、さらに11月1週も0.5円の値上げが発表されました

<問い合わせ先>

岩手県生協連 事務局 電話:019−684−2225

岩手県生協連「10/21〜11/20の灯油価格のお知らせ」(第1報)

 岩手県生協連(滝沢市土沢、飯塚明彦会長理事)は、今年の10月21日(木)から始まる当面の生協灯油の定期巡回は、「暫定価格」ではなく1か月間をめどとした「決定価格」とすることにしました。

予定期間:2021年10月21日(水)〜11月20日(土)の決定価格

配達価格・定期巡回おまかせ給油:
1ℓ102円 1缶1,836円(前月同、昨年同時期より+27円)
電話注文は1円プラスの
1ℓ103円 1缶1,854円(    同上    )

※すべて税込み価格

※昨年スタート価格より、1リットル当たり27円、1缶では486円高く、1.36倍になっています。100円以上での定期巡回スタートは、過去には3年前、7年前もそうでした。

「暫定価格」とは、仮の価格。後日決定価格を決めて、差額が出た場合は割り戻しをします。ある程度原油価格が安定した状況の時は、暫定価格で発表します。

「決定価格」とは、割り戻しなどは想定しない決定した価格です。

石油情勢と今後の進め方

(1)今後も原油、為替、気候などで石油元売り会社の発表する「仕切り価格」は変更されますので、必要な場合は1か月の期間途中でも価格を変更する場合が十分あります。(延長してそのままという場合もあります。)変更は、岩手県生協連から報道各社にリリースするなどして発表します。

(2)原油価格は、昨年同時期より1.7〜2倍に迫る70〜80ドル台で推移する予想です。11月のOPECプラスの会議で減産から増産に転換が進まなければ当面この状態は続くだろうと思われます。アメリカのシェールオイル生産増や、新型コロナ変異株などの更なる拡大懸念からの需要減で値下げに転じる可能性もありますが、中長期で予想することは難しいです。

(3)国内の仕切り価格は、9月1週からの7週間累計で11〜11.5円と毎週のように上昇しています。今回の価格案を決めてからもすでに2.5〜3.0円上がり、次週も1.5〜2.0円の上昇予測がされています。しかし、組合員の家計の厳しさを考慮し、原案通りの以下の価格でシーズンをスタートいたします

<問い合わせ先>

岩手県生協連 事務局 電話:019−684−2225