岩手県生協連(本部:岩手郡滝沢村、加藤善正会長理事)は、このほど開いた「2011年度第4回灯油委員会」において、12月21日からの灯油価格を「配達・定期巡回価格:1L90円(1缶1,620円)」と「電話注文価格:1L91円(一缶1,638円)」と決定しました。
同時に、この価格は、3月20日までの暫定価格となります。昨年同期に比べ1リットル当たり13円高く、18リットル缶では一缶当たり238円の値上がりとなります。灯油価格が1リットル90円を超すのは3年ぶりとなります。出席した岩手県生協連・いわて生協・県学校生協・県庁生協・高齢者福祉生協の委員(21人が出席)たちは、この間の取り組み、各生協の灯油状況、今後の原油状況などについて、検討した結果、「現在の価格を維持するのは難しく、値上げせざるをえない」と判断しました。灯油を利用する組合員からは「何故こんなに高いのか?」「高値が当たり前になっているのに腹が立つ!」「市町村で福祉灯油を実現してほしい」などの声が寄せられています。県生協連では今後も原油価格の動向を注視し、必要があれば元売りや通商産業省などとにも要請していくことを考えています。
■暫定価格:12月21日〜3月20日 1リットル 90円 18リットル 1,620円
|
▲写真は前回の「第3回灯油委員会」の画像 |
●この間の灯油関連の取り組み情報
☆岩手県生協連「第3回灯油委員会」で1リットル89円を決定(2011年11月21日掲載)
☆東北6県生協連が灯油で経産省と内閣府に要請行動(2011年11月10日掲載)
☆岩手県生協連「第2回灯油委員会」で灯油価格決定(2011年10月26日掲載)
☆岩手県生協連など11団体「石油製品安定供給などで請願」(2011年10月24日掲載)
<問い合わせ先>
岩手県生協連 事務局 電話:019−684−2225
|