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岩手県生協連（本部：岩手郡滝沢村､加藤善正会長理事）は、11月16日、岩手県民会館（盛岡市）において、「2011年度第3回灯油委員会」を、県生協連・いわて生協・県学校生協・県庁生協の委員など約21人が出席のもとに開催し、この間の取り組み、各生協の灯油状況、今後の原油状況などについて、検討した結果、前回価格から値上げせざるをえないと判断し、11月27日からの当面の灯油価格を「配達・定期巡回価格：1L89円（1缶1,602円）」と「電話注文価格：1L90円（一缶1,620円）」と決定しました。この価格は、昨年同期に比べ1リットル当たり12円高く、18リットル缶では一缶当たり220円の値上がりとなります。
県生協連の吉田敏恵専務理事は「仮被災地の設住宅ではストーブなどの暖房器具がすでに配布されており、防寒には灯油が欠かせない中での値上げは、被災者にとっても大きな負担であり、大変厳しい。今後は、先日県議会で採択された要請事項の価格安定対策と福祉灯油の実現、元売りへの値下げ要請などを働きかけていきます」と話しています。
■11月27日〜 1リットル 89円 18リットル 1,602円
▲第3回灯油委員会の様子
●この間の灯油関連の取り組み情報
☆東北6県生協連が灯油で経産省と内閣府に要請行動(2011年11月10日掲載)
☆岩手県生協連「第2回灯油委員会」で灯油価格決定(2011年10月26日掲載)
☆岩手県生協連など11団体「石油製品安定供給などで請願」(2011年10月24日掲載)
＜問い合わせ先＞
岩手県生協連 事務局 電話：019−684−2225
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