岩手県生協連(本部:岩手県滝沢市、加藤善正会長理事)は、2014年1月10日に緊急に開催した「2013年第4回緊急灯油委員会」において、1月12日から3月20日までの暫定灯油価格を、現行より1リットル4円アップの「1リットル:106円(1缶:1,908円)」とすることを決定しました。
これは、最も高かった2007年2月の98.5円と昨年11月の102円を大幅に上回る史上過最高価格となります。岩手県生協連では、「原油が1バーレル105ドル前後に高止まりしていることと円安の影響で原油の輸入コストが上がり、国内の石油元売りの卸値が前回より6円以上値上がりしたため。高くなったことで消費者は、寒いにもかかわらず節約し販売量も減っている。今後は価格還元も検討していくので、生協への利用結集をお願いしたい」としています。
いわて生協ホームページの最新の灯油価格はこちら
●1月24日に東北経済産業局との交渉、2月5日に「全国灯油懇談会(東京・日本生協連主催)
今後の対策として、県が被災沿岸12市町村で実施している「福祉灯油」の実施地域の拡大を働きかけるほか、東北6県の生協連で1月24日に東北経済産業局との交渉、2月5日に東京で日本生協連主催「全国灯油懇談会」で、中央省庁、石油関連事業者に日本生協連の試算価格と市販価格を示し、値決めの疑問点などをうかがいたいと考えています。
「第3回灯油委員会報告」はこちら(2013年11月13日開催)
<問い合わせ先>
岩手県生協連 事務局 電話:019−684−2225
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