岩手県生協連（本部：岩手郡滝沢村､加藤善正会長理事）は、11月13日に開催した「2013年第3回灯油委員会」において、11月24日から2014年3月22日までの暫定灯油価格を、現行より1リットル2円アップの「1リットル：102円（1缶：1,836円）」とすることを決定しました。
これは、最も高かった2007年の98.5円を大幅に上回る過最高価格となります。
岩手県生協連では、「原油が円安の影響で、1バレル105ドル前後に高止まりしていること、国内の石油元売りの卸値が高いまま据え置かれているため、配達コストを考えるとぎりぎりの価格設定です。生協への利用結集をお願いしたい」としています。
また、今後の見通しについて、「102円を上限に安売り競争が強まると、この価格でも生協の経営を圧迫する。寒波の襲来や本格的な需要期の価格動向に注目していきたい。県や市町村に福祉灯油の実施を働きかけるほか、消費者庁や国に対して懇談会の実施、元売り各社への要請などに取り組んでいきます」。また、同灯油委員会では、11月12日付で、県内の被災地12市町村とそのほかの21市町村に「」福祉灯油の実施を求める要請書」を送付しました。
☆11月12日付「福祉灯油の実現を求める要請書」はこちら(PDF 136 KB)
＜問い合わせ先＞
岩手県生協連 事務局 電話：019−684−2225
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