岩手県消団連、いわて食・農ネット、いわて生協は共催で、7月6日、サンビル7階大ホール(盛岡市)において、「放射線防護学」の専門家で日本科学者会議元事務局長の野口邦和日本大学専任講師による、学習講演会「放射線から身を守る基礎知識〜食の安全は大丈夫?」を、各構成団体のメンバーや市民など約240名の参加のもとに開催しました。
岩手県内でも、暫定許容値を上回る放射性セシウムが牧草から検出されたり、相変わらず終息が見えない福島原発事故は、私たちの健康と命をおびやかし、私たちの不安は高まっています。こうした時期に開かれた講演会は、タイムリーで、野口講師の分かりやすい、福島第一原発事故による影響や農産物、土壌の汚染などについての説明に、参加者たちは、原発事故や放射能についての疑問や心配事を正しく理解できたと好評でした。子どもをもつ若いお母さんたちが遠方から駆けつけたという姿がめだちました。また、この事故は先が見えないだけに、今後の継続した学習を望む声が多く出されました。
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▲講演する野口日大専任講師 |
▲熱心に学習する参加者たち |
岩手県生協連と岩手県消団連は、関係団体とともに、7月6日に、岩手県議会宛に「放射能汚染対策を求める請願書」(4団体)と「被災者の願いに沿った救済と生活再建についての請願書」(3団体)を提出しました。
☆岩手県生協連「放射能汚染対策と被災地再建で請願書」報告はこちら
<問い合わせ先>
岩手県生協連 電話:019−684−2225
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