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県生協連ニュース

10/11/04
岩手県生協連は「11・17緊急灯油集会」で記者会見をしました
〜許せない灯油高 “円高差益”を還元させよう!〜
 

 岩手県生協連(岩手郡滝沢村、加藤善正会長理事)といわて生協をはじめ各地の生協は、「円高差益を還元させよう!11・17緊急灯油集会」を開催するにあたって、11月8日、県政記者クラブ(岩手県庁内)において、記者会見を行い、「11・17緊急灯油集会」の意義とこの間の岩手県内で取り組んでいる「灯油の適正価格(円高差益還元も含め)と安定供給、福祉灯油の実施と拡充を求める運動」について発表しました。

▲記者会見する生協代表

<記者会見の要旨>

  • 県民のくらしも経済状況も昨年以上にきびしさを増す中、暖房費を少しでも安くあげ、安心して冬をすごしたいというのが、消費者の願い。量をテコにした強気の値上げを廃し、円高の状況が適切に反映されるべきです。
  • 現在、灯油は昨年より1缶140円以上も高い1,300円後半で需要期に入り、しかも、灯油の卸値の値上げを通告しているため、来月はさらに高値になることは確実。この状況はまったく異常。原油価格は上昇しているが、それを上回る円高が進行し、輸入した円建ての価格(CIF=運賃・保険料込み到着値)は下がっている。円高差益を灯油価格にも反映すべき。
  • 行政も異常な高騰で家計を圧迫しつづけている灯油に対し、行政不介入の立場を改め、灯油の適正価格と安定供給に責任と役割を発揮すべき。
  • 福祉灯油は、昨年は2市町村のみの実施にとどまった。秋口の灯油価格だけで判断せず、弱者救済のため福祉灯油の実施を迅速に対応していただきたい。

今後取り組み

<問い合わせ先>

岩手県生協連 事務局(吉田敏恵事務局長) 電話:019−684−2225