2021年9月12日、盛岡市内の岩手教育会館において、岩手県被団協・岩手県生協連・平和環境岩手県センター・岩手県原水協の4団体が幹事団体をつとめる「日本政府に核兵器禁止条約への批准を求める岩手県民の会」(略称:「核禁条約批准を求める岩手の会」または「核禁条約の会」)の署名キックオフ集会と結成会が、コロナ感染拡大防止対策を講じたうえ、40人が参加して開催されました。また、この集会の様子はオンラインで同時配信され、約70人が視聴しました。⇒Youtubeの見逃し配信はこちら
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主催者挨拶:核禁条約の会の三田健二郎代表 |
講演:田中美穂カクワカ広島共同代表 |
●9月6日に核禁条約の会結成の記者会見を実施しました。
これに先立つ9月6日に、核禁条約の会の呼びかけ人4人が県庁記者クラブで、「日本政府に核兵器禁止条約への批准を求める岩手県民の会」(略称:核禁条約批准を求める岩手の会)結成に向けて記者会見を実施し、会の設立・目的・署名目標などについて発表しました。
この会は、2017年〜2020年に展開した「ヒバクシャ国際署名」を進めた4幹事団体を中心に賛同いただいた52団体(9月12日現在)により構成され、戦争による核攻撃の唯一の被爆国として、現在国際的に批准が進んでいる「核兵器禁止条約」への日本政府の署名・批准を求める署名を日本原水爆被害者団体協議会(以下被団連とする)と連携して進め、集まった署名は日本政府に提出します。当面岩手県内では20万筆を目標に掲げて、設立するものです。
●9月12日に「結成会&署名キックオフ集会」を開催しました。
結成会&署名キックオフ集会では、呼びかけ人の三田 健二郎県被団協会長が「核兵器禁止条約の現状、この後提起する日本政府に核兵器禁止条約への批准を求める岩手の会を設立し、この署名に取組んでいく」と主催者を挨拶しました。続いて学習講演を「核政策を知りたい広島若者有権者の会(カクワカ広島)」の田中 美穂共同代表がオンラインで行いました。
田中代表は、カクワカ広島の活動の議員面会・イベント開催・情報発信などを報告した後、「広島県選出やゆかりのある国会議員に核兵器禁止条約の賛否を聞いて情報発信する取り組みや総選挙の候補者へのアンケート活動に力を入れていきます。反対の意見を聞くことも大切だし、あとから賛成してくれる議員もおり継続していくことが大事です」と訴えました。
4人の方からの質疑に対して、田中代表は丁寧に回答されました。
参加者から「若い世代の活動に勇気をもらったという」感想が多く出されました。
続いて、吉田 敏恵県生協連専務理事から、「核禁条約の会の設立目的・当面の運動方針・県内署名目標20万筆・賛同団体の呼びかけ」などの当面の運動方針を提案した後、参加者の拍手で「核禁条約の会の結成」を確認しました。また、川崎 健二郎県被団協会長が同会の代表に就任しました。
提案された核禁条約の会の結成会資料(取組み方針・活動・賛同団体)はこちら【PDF:212KB】
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キックオフ集会の会場の様子 |
提案:吉田敏恵県生協連専務理事 |
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終了後の記念撮影 |
●当面の取組み方針:賛同団体の募集・署名の展開など
結成時(9月12日現在)の賛同参加は52団体ですが、目標の60団体は上回る予定です。
今後は、この会の計画に沿って、岩手版の署名を使用して署名運動を進めていきます。
※この署名は日本政府(内閣総理大臣)に提出します。
岩手版署名用紙はこちら【PDF:1.43MB】
◇問合わせ先:岩手県生協連 電話:019−684−2225
◇幹事団体:岩手県被団協・岩手県生協連・平和環境岩手県センター・岩手県原水協 |