東北各地の「九条の会」の会は、2024年5月26日、「九条の会東北交流会in仙台」(事務局:みやぎ憲法九条の会)を仙台市内のフォレスト仙台において開催しました。会場には50名が参加しました。
各地の九条の会は、オンラインで参加しました。「平和憲法・9条をまもる岩手の会(事務局:岩手県生協連・県消団連)」は、岩手県高校教育会館の3階大ホールにおいて、午前中は岩手の会の交流会を開催し、午後は、大画面で東北交流会の中継を行いました。約20名の参加でした。
東北交流会では、みやぎ憲法九条の会の芳賀唯史共同代表が「今こそ広範な市民が連帯し政権交代を求める最大のチャンスです」と開会あいさつ。東北市町村長「九条の会」連合の鈴木俊夫共同代表(元秋田県湯沢市長)は、「有事に国の軍事政策に従わせることが狙いの『地方自治法改定案』を廃案にする取り組みを強めよう」と訴えました。続いて、「戦争をさせない・9条を壊すな!総がかり行動実行委員会」の菱山南帆子共同代表が「盛り上げよう!緊迫する改憲情勢を打破する私たちの運動を!」のテーマで講演をしました。菱山さんは、「強まる改憲勢力の攻撃に負けないで、憲法を一時たりとも変えさせなかったこれまでの歴史こそ私たちひとりひとりの運動の成果です。若者世代を巻き込むためにこの運動を継続させましょう」と呼びかけました。
その後各県の代表が九条の会の状況を報告し今後の運動について議論しました。岩手からは県生協連の吉田敏恵専務理事が、「映画『廃墟と化した鉄の町』」の上映会に数回取組み、合計2,360人が視聴し成功しました。また、高校生平和大使とも連携した取組みを行いました」と報告。
最後に、「戦争する国づくり」を阻止する運動を急速に強めよう」とのアピールを採択し閉幕ました。
<お問い合わせ先>
平和憲法・9条をまもる岩手の会:事務局 岩手県生協連・岩手県消団連 電話:019−684−2225
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