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県生協連ニュース

2023/09/28

核禁条約批准を求める岩手の会2周年記念講演会開催報告(第2報)

〜オンライン視聴を含め85人が参加〜

 

 「日本政府に核兵器禁止条約への批准を求める岩手県民の会」(※2021年9月12日結成:61団体参加、略称:核禁条約岩手の会)は、2023年9月24日、結成2周年記念講演会を岩手教育会館:多目的ホールにおいて開催しました。オンライン視聴を含め85人の参加がありました。

 当日は、主催者あいさつ(三田健二郎核禁条約批准を求める岩手県民の会代表)、記念スピーチ(長崎大学核兵器廃絶研究センター:林田光弘研究員)、トークセッション(林田氏・高校生平和大使:吉田碧里・新山怜奈・佐藤綾音、盛岡医療生協:佐藤桃香)、活動経過と今後についてと吉田敏恵岩手県生協連専務理事、閉会のあいさつ(佐藤工:平和環境センター)、記念撮影で構成。

▲講師:林田光弘研究員 ▲トークセッションの様子(左から一番目が林田研究員)

見逃し配信もご覧いただけます

https://youtube.com/live/sPQHiUkMT-0?feature=share

<2周年記念講演会の概要>

 講師の長崎大学核兵器廃絶研究センター:林田光弘特任研究員は、「核兵器のない未来のために、わたしたちのできること」というテーマで、「(1)核兵器をめぐる現在の状況、(2)核兵器の持つリスク、(3)核軍縮のあゆみ、(4)私たちにできること」という内容でお話しいただきました。

 林田光弘講師は、「ロシアのウクライナ侵攻とベラルーシへの戦術核兵器の配備で一段と緊張感が増した。戦争をどう防ぐかという議論が核兵器廃絶につながる」と訴えました。

林田氏の講演資料(全文)」はこちら【PDF:0.98MB】

 その後のトークセッションでは、林田氏をモデレーターに、3人の高校生平和大使、原水禁世界大会に参加した佐藤桃香さんたちが被爆の現実と核兵器廃絶についての体験談を話し合いました。最後に、県生協連の吉田専務理事が、核禁条約批准を求める岩手の会の「活動経過と今後の活動計画」を説明し「11月27日からの核禁条約第2回締約国会議に日本をオブザーバー参加させよう」と訴えました。

岩手の会の取組みと当面の行動計画(当日資料より)」はこちら【PDF:196KB】

 参加者からは、「林田さんのスピーチがとてもわかりやすくとても勉強になった」、「若い世代の思いが聞けて元気をもらった。若者には経験をさせる事、大人はそれを支援することが大事」、「核兵器をなくすためには戦争をしない・させないこと。戦争がはじまると市民が巻き込まれるので、自分ごととしてとらえて、学び・広げる事が大事」などの感想が寄せられました。

▲記念撮影(前列に高校生平和大使・幹事団体・右から3人目:林田講師)

問合わせ先:各幹事団体:岩手県被団協/平和環境岩手県センター/岩手県原水協/事務局:岩手県生協連 電話:019−684−2225