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県生協連ニュース

2023/03/24

「さようなら原発岩手県集会2023実行委員会」主催

「さようなら原発 岩手県集会2023」開催報告(第3報)

 

 岩手県生協連・岩手県消団連(滝沢市土沢)など48団体で構成する「さようなら原発岩手県集会2023実行委員会」(事務局:岩手県消団連)が主催する標記の集会は、2023年3月18日、岩手教育会館において、170人の参加をえて開催されました。

 当日は、龍谷大学政策学部の大島 堅一教授による「原発回帰は許されない!〜政府が原発推進に舵を切る理由〜」講演が行われました。「原発反対運動の現状」報告をお願いしていた、原発事故被害・いわき市民訴訟原告団団長の伊東達也さんは、裁判日程と重なり、出席できなくなったため、 資料「福島からの手紙」を代読しました。最後に、「集会アピール」を拍手で確認し、終了しました。

 参加者たちから「具体的な数値をもとに論理的にやっぱり原発はいらないことがわかった」、「電気料金のからくりがわかった原発を動かすと電気料金が下がると宣伝しているが、プロパガンダだと思った」「未来のために反対の声をあげていきたい」「福島の伊東さんの手紙には、『フクシマ』を繰り返させないという思い、腹の底から怒りが伝わってきた」などの感想が寄せられました。

 ※終了後に参加者有志によるアピール行進を行いました。

▲集会の会場の様子 講師:大島 堅一教授

大島 堅一 龍谷大学政策学部教授の講演骨子:

「原発回帰は許されない〜政府が原発推進にかじを切る理由〜」

 大島教授は、「電気料金の値上げは、ロシアによるウクライナ侵攻などで化石燃料が高騰したこと、膨大な原発の廃炉や放射性廃棄物の処理費用が電気料金に上積みされているからであり、原発停止とは無関係」と説明し、「岸田政権は極めて短期間のうちに原子力政策を大転換しようとしている。特に、関連束ね法案を閣議決定し22日からの国会で審議するという暴挙に出ている」と指摘し、「原発回帰は許されないこと、この法案阻止に向けて、原発ゼロを目指す市民運動を展開するときです」と訴えました。

大島 堅一 教授の講演の当日資料(全文)はこちら 【PDF:1.06MB】

伊東達也さんの報告「福島からの手紙」はこちら【PDF:95.6KB】

「さようなら原発 岩手県集会2023アピール」はこちら【PDF:87.8KB】

終了後に(サウンドデモ)アピール行進で、市民に「原発ゼロ」「原発再稼働反対」「原発のない社会を求めていきましょう!」などを訴えました。

(教育会館前→サンビル前左折→野村證券前左折→カワトク前左折→農林会館前流れ解散)

YouTube 見逃し配信URL⇒https://youtu.be/bQEYYdGGcFA

お詫び:当日通信や機材のトラブルがあり、講演1〜2分後からの動画になります。ご了承ください。

◇問合わせ・申し込み先:実行委員会事務局 岩手県消団連 電話:019−684−22205
Fax:019−684−2227