岩手県生協連(滝沢市)は、2023年2月7日(火)、盛岡市内のアイーナ(いわて県民情報交流センター)において、感染防止体躯を講じたうえで標記の公開講座を開催しました。当日は県内の生協から52名(ライブ視聴10名を含む)の参加がありました。
当日は、県生協連の吉田敏恵専務理事の司会で進行しました。
最初に佐藤 正勝県生協連常務理事の主催者挨拶の後、環境活動家:武本 匡弘NPО気候危機対策ネットワーク代表に「環境と平和・海から見た地球〜気候正義と核廃絶平和運動」というテーマで講演いただきました。
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▲講師:武本 匡弘 |
▲会場の様子(中央は主催者挨拶する佐藤正勝常務理事) |
参加者からは、「だれかを犠牲にする社会『気候正義』という言葉を初めて聞いた。社会の空気を変えていけるようノンプラスチックの生活スタイルに変え、できることから始めたい」、「すべての軍事行動、核兵器は一瞬にして地球環境を壊す。やはりなくしていかないと」、「地球環境の危機的状況が写真でわかりショックを受けたが、今こそ世代を超えた平和と環境の運動の連帯をしていかなければ」などの感想が寄せられました。※その他の感想は後に掲載してあります。
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▲次々と映し出される気候変動の実態の写真に見入りました |
■講義の骨子:
●40年間、プロダイバーとして海に向き合ってきましたが、海洋環境の劇的な変容はとどまることがありません。特に、太平洋は「正にブラスチックのゴミだらけ」でした。40年間に撮りためた90枚の写真による報告を見てください。
●一人一人が何をしたらよいのか。
生活の中のあたりまえのことから疑ってみる⇒生活者が社会を変えるという高い志
(身の回りのプラスチック製品・使い捨て消費の見直し)
一人で知る限界から集まって学習する機会へ
市民グループ・環境団体等に加盟しより効果的な高度・声を上げ続ける・署名運動・地域を変え国政を変える(歴史が証明している)
⇒気候政策を持った政党への投票 機構機器と平和危機との連環と連帯
●結びの言葉:知ることが希望
武本講師の当日資料(全文)はこちら【PDF:102KB】
■参加者感想文の抜粋紹介:
- だれかを犠牲にする社会『気候正義』という言葉を初めて聞いた。社会の空気を変えていけるようノンプラスチックの生活スタイルに変え、できることから始めたい。
- すべての軍事行動、核兵器は一瞬にして地球環境を壊す。やはりなくしていかないと。
- SDGsと日本国憲法前文はほぼ同じという話を聞き、改めて日本の憲法は素晴らしいと思った。
- 知ることが希望、いい言葉ですね。知ることで命を大切にしない怒りのエネルギーも、勇気ももらえる。
- 地球環境の危機的状況が写真でわかりショックを受けたが、今こそ世代を超えた平和と環境の運動の連帯をしていかなければ……。
見逃し配信はこちら⇒URL:https://youtu.be/Tnl3v4sqXHY
◇問合わせ先:岩手県生協連 事務局 電話:019−684−2225
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