岩手県消団連・県生協連(滝沢市)など4団体が幹事団体をつとめる「9条改憲NO!全国市民アクション岩手の会」(略称:市民アクション岩手の会)は、2022年5月3日、盛岡市内の岩手教育会館において標記の集会を生協・市民団体・労組のメンバーなど約220名の参加をえて開催いたしました。
また、同時配信のYoutubeライブ:40人以上が視聴、延べ260名超に参加いただきました。
集会に向け、増達知事ほか矢巾町・大槌町長からのメッセージが寄せられ、立憲民主党・日本共産党・社会民主党から連帯の挨拶をいただきました。
▲220名が参加した会場の様子▲
当日は、平和環境岩手県センターの玉澤聡子さんが司会進行を務めました。
最初に、憲法改悪反対岩手県共同センターの佐々木良博さんの主催者挨拶に続き、ジャーリストの伊藤千尋さんに講演いただきました。「平和・人権・正義の政治を市民の手で〜今こそ憲法9条!」と題して講演し、9条が持つ力を丁寧に説明してくださいました。
「9条は一国平和主義ではなく、国を超え人間性を守り人類を守る考え方で、抑止論は際限がなく、日本がこれを進めれば国家予算の大半を防衛費に使うことになり、破綻が見えている考え方だ」と指摘。さらに、「平和国家として米中の間を仲裁するのが日本の道だ」と訴えました。
また、各地の反戦の大運動は、最初はごく少数の若者のプラカードから始まっており、ロシアの悲惨な戦争の様子や歴史なども説明くださいました。
最後に、岩手県生協連の吉田敏恵さんが集会アピール「ロシアによる侵略戦争に強く抗議し、日本が平和憲法9条をいかして平和外交の先頭に立つことを求めます」を読み上げ参加者一同が拍手で確認し、集会を終了しました。集会後に、講師の伊藤さんを先頭に、ピースパレードを実施しました。
参加者からは、以下の感想が寄せられました。(感想の一部紹介)
- 改憲派が勢いづき不安な気持ちだったが、今日の話で元気になれた」「9条の意義や役割がよく分かった。
- 平和の実現は武力や軍拡では成しえず、9条の理想とともに具体的にどう戦争を防ぎ平和を作るか理解できた。本当にいい講演会だった。
「5・3憲法集会アピール」(全文)はこちら【PDF:116KB】
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▲講演中の伊藤千尋さん |
▲伊藤さん(右から2番目)もあぴーる行進に参加 |
■ 見逃し配信URL⇒https://youtu.be/B9-WpjwMU44
※主催者団体: |
平和環境岩手県センター |
電話:019-623-9201 |
憲法改悪反対岩手県共同センター |
電話:019-625-9191 |
岩手県消団連・岩手県生協連 |
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◇問合せ先:岩手県消団連・岩手県生協連 電話:019−684−2225 |