岩手県生協連・岩手県消団連(滝沢市土沢)など44団体で構成する「さようなら原発岩手県集会2022実行委員会」(事務局:岩手県消団連)は、3月12日、岩手教育会館において、標記の集会を開催しました。
当日の参加者は、会場120人とオンライン視聴40人、合計160人でした。
おしどりマコ・ケンさんの講演「ハミガキするように社会のことを考えよう」と、「処理水海洋放出反対運動の取組み報告」はオンラインで行いました。最後に集会アピールを確認し閉幕しました。
参加者から「東電のごまかし説明に憤りを感じる。核兵器も原発もNO!」「自分で調べ、考え、自分の理念を作り上げる大切さを学んだ」、「新聞やテレビではわからなかった真実を知ることができた。マコ・ケンさんの取材力のすばらしさを感じた」、「ドイツの教育の話をきいて演題の意味が分かった」、「ALPS処理水放出は実害であり、加害だという話が印象に残った。世論と運動を広げたい」などの感想が寄せられました
終了後、参加者有志で盛岡市内をアピール行進し、「原発事故はまだ終わっていない」、「原発はいらない」などを街の人たちに訴えました。
さよなら原発集会アピール(全文)はこちら【PDF:91.2KB】
<さようなら原発 岩手県集会2022の概要>
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▲オンライン講演中のマコさん |
▲オンライン講演中のケンさん |
◇おしどりマコ・ケンさんは、「ハミガキするように社会のことを考えよう」と題する講演:
福島原発事故が起きた当初から記者会見や取材を通して、感じたことや実態(原発事故の怖さ、東電の理不尽さ、今の福島のことなど)を、お二人の言葉で話され、「やっぱり原発推進は反対です。原発のない世界を!をいう思いを伝えていきたい。コロナ禍だけでも非日常なのに、ロシアのウクライナ侵攻(戦争)です。両国の報道に目を凝らしましょう。原発が制圧され、威嚇に使われています。核兵器がなくとも原発は戦争に利用されるんです。今私たちができることをできる限りやっていきましょう」と訴えました。
◇みやぎ生協の野中 俊吉 副理事長が、「ALPS処理水海洋放出反対署名運動取組み報告:
「3月12日現在署名は、約16万8千筆超となっています。3月30日に経済産業省と東京電力本社に、処理水の海洋放出は断固反対である旨を要請してきます。でたらめな海洋放水の方針を撤回し、2015年の状態((処理水は敷地内のタンクに貯留)に立ち返ることを強く訴えていきます。反対署名のさらなる拡大に取り組んでください」との報告がありました。
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▲オンライン報告する野中 俊吉 副理事長 |
▲アピール行進の様子 |
「ALPS処理水海洋放出反対署名運動取組み報告」資料はこちら【PDF:170KB】
YouTube見逃し配信:視聴用URL⇒https://youtu.be/kgo7V9WtihY
※DVDご希望の方は事務局にご連絡ください。
◇問合わせ先:
実行委員会事務局 岩手県消団連 電話:019-684-2225
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