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県生協連ニュース

2021/11/10

「2021年 岩手県消費者大会」開催報告(第3報)

 

 岩手県消費者大会実行委員会(16団体、事務局:滝沢市、県消団連)主催の標記の大会が、10月27日、盛岡市内の岩手県公会堂において、コロナ感染防止対策を講じて開催されました。

 当日は、会場参加:110人、YouTubeライブ配信視聴者:60人、延べ170名の参加でした。

 この大会は、岩手県と盛岡市に後援いただきました。

 今年は、午前中に全体会:「基調講演」と「大会アピール採択」(オンライン:YouTube配信)、午後「分科会」という構成で開催しました。

▲講師:藤田 孝典さん ▲感染防止対策を講じた会場でオンライン講演を視聴する様子

<2021年岩手県消費者大会の開催要旨>

全体会
10時30分〜12時10分 開会あいさつ・基調講演・大会アピール採択・閉会挨拶
実参加:110人 ライブ配信YouTube視聴者:60人 合計:170人

□主催者挨拶:川村 元 消費者大会実行委員長

消費者大会の基調(全文)はこちら【PDF:98.7KB】

□基調講演「コロナ禍でさらに広がる貧困〜私たちは何ができるか」

講師:NPOほっとプラス 藤田 孝典理事

【要旨】:
(1) アベノミクス以降、格差は拡大し貧困層が増大。特に(2)高齢者・ひとり親世帯・女性の非正規労働者を含むワーキングプアーにしわ寄せがきている。(3)すべきこと・できることを臨機応変に行うこと。社会運動の組織化と求心力を高めること、言論を活用した連帯、助け合いの醸成、自己責任論の打破など。
講師 藤田 孝典氏の当日資料はこちら【PDF:783KB】

□アピールの提案と採択 いわて生協 小山田 緑さん

消費者大会アピール(全文)はこちら【PDF:55.8KB】

□閉会挨拶  鈴木 幸子 消費者大会副実行委員長

□全体会感想(一部)抜粋紹介:

  • 苦しい、辛い時代こそ、ともに助け合うことが大切だと学んだ」
  • 貧困と格差は、政治の結果であり、何らかの行動をする必要性を感じた
  • 藤田さんの話はすべて共感しかない。生活困窮故に若い女性や子どもまで性を売買する世界にいる現実。政治を変えたい

※「全体会」見逃し配信は以下からご覧ください

URL:https://www.youtube.com/watch?v=PblT0Y-JWxM&t=1350s

◇分科会:13時30分〜15時30分 第1〜第3分科会 参加者合計:79人

第1分科会:社会保障問題「家庭の孤立化〜ヤングケアラー・ひとり親世帯〜」
参加:40人
第2分科会:消費者問題「若者に多い消費者トラブル」
参加:21人
第3分科会:環境問題 「東電福島第一原発の処理用水の海への放出」
参加:18人
▲第1分科会の様子 ▲第2分科会の様子 ▲第3分科会の様子

分科会詳細案内はこちら【PDF:243KB】

<申込み・問い合わせ先>

消費者大会実行委員会事務局(岩手県消団連内)
電話:019−684−2225
Fax:019−684−2227