岩手県生協連(滝沢市土沢)は、標記の署名運動に賛同し、県内の各生協に賛同と署名への取り組みを行っていますが、この署名を推進するため、2021年8月20日に、盛岡市内の高校会館において、標記の学習会をYouTube同時配信で開催しました。会場参加者14人、WEB視聴者は35人でした。
当日の講師は放送大学岩手学習センターの西崎滋所長(元岩手大学教授)にお願いしました。西崎氏は、原発の仕組みや福島第一原発事故、ALPS処理水について説明され、「処理水の取り扱いに関する小委員会や東京電力の検討素案などの内容から、最初から海洋放出ありきでの検討や、風評被害への漁業者の理解が得られていない中での強行な方針決定ではなかったか」と疑問を呈しました。さらに、「セメント固化で保管・管理するなどの方法もあるのに、その後の監視も管理もいらない安易な海洋放出方式を進めているのではないか」と指摘。「低濃度とはいえトリチウム放出で環境に負荷を与えてリスクを増す行為はやめるべきだ」と訴えました。
見逃し配信URL⇒https://www.youtube.com/watch?v=bLITuF7oZJM
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▲会場の様子 |
▲講師:西崎 滋所長 |
2021年9月29日、盛岡市内の高校会館において、さようなら原発岩手県集会実行委員会主催の標記の学習会をオンラインで開催しました。ベース会場の参加者は23人、WEB視聴者は46人でした。同学習会は、YouTubeで同時配信しました。
当日の講師には、みやぎ生協・コープふくしまの宍戸 義広ふくしま県本部副本部長にお願いしました。
宍戸氏は、福島第一原発事故やALPS処理水の説明、海洋放出の問題点や他の処理方法の検討例や市民の声や各団体の反対の声などを紹介した後、「政府と東京電力に対し、ALPS処理水の海洋放出を行わず、関係者・国民の理解が得られる別の方法で処理することを訴える『アルプス処理水海洋放出に反対する署名』を推進しましょう」と強く訴えました。
最後に、岩手県生協連の吉田敏恵専務理事が「この署名の次の集約は11月末時になっていますが、年明けから、年度末までこの署名運動を続けますので、今日以降もオンライン署名と岩手県生協連のHPにある下記の署名用紙を使って推進をお願いします」訴え閉会しました。
見逃し配信URL⇒https://www.youtube.com/watch?v=yEk4uDGvafU&t=38s
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▲会場の様子 |
▲講師:宍戸 義広副本部長 |
●署名用紙は岩手県生協連のHPからダウンロードできます。
本署名運動は、みやぎ生活協同組合・コープふくしま、宮城県漁業協同組合、宮城県生活協同組合連合会、福島県生活協同組合連合会が、呼びかけ人となり、皆さまにご参加を呼びかけているものです。
東北をはじめ各地の生協に取り組みが広がっています。
詳細はコープくしまのHPの特設サイトをご覧ください。
*なお、この署名運動は、主にオンライン署名での参加を呼びかけていますが、署名用紙による取り組みもできます。
署名運動の特設サイトへのリンクバナー(クリックするとつながります)
- ◇署名用紙の集約:
- (1) 第一次集約 2021年9月末(済み)
(2) 第二次集約 2021年11月末
※11月以降も続ける予定です。
◇署名の集約・送付先
〒960-8566
福島県福島市森合字清水7番地
コープふくしま いずみ店2F
みやぎ生協・コープふくしま ふくしま県本部内
「アルプス処理水海洋放出に反対する署名」推進事務局
<問合せ先>
岩手県生協連・県消団連 事務局 電話:019-664-2225
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