岩手県生協連など314生協・連合会で構成する日本生協連(東京都渋谷区)は、2021年6月18日、コーププラザ(東京都渋谷区)で第71回通常総会を開催しました。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、今年度の通常総会は人数を限定しての開催とし、総会代議員定数663名に対し、663名(実出席7名、委任出席0名、書面出席656名)の出席でした。岩手県内の10生協も書面議決により参加しました。
総会は2020年度事業報告・決算、2021年度事業計画・予算・役員改選など7議案全てを賛成多数で可決しました。また同日70周年を記念する講演会をオンライン開催しました。 講師はジャーナリストの池上彰氏でした。
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▲通常総会の様子 |
▲選出された土屋 敏夫代表理事会長 |
主催者を代表して、日本生協連 本田英一代表理事会長が「新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないこの一年、全国の生協では組合員の期待に応えるために日々奮闘していることについて感謝の意を表します。ウィズコロナ・アフターコロナに向けて起こりつつある変化を、私たち自らが望ましい未来を創り出す変革につなげていく決意です。また、2030年ビジョンでかかげた“つながる力で未来をつくる”に込められた想いを大切に、生協の強みである組合員が参加してつながり、ともに力を出し合う領域をさらに広げ、安心してくらせる地域社会づくりに向けて取り組みましょう」と呼びかけました。
議案提案後の全体討論では、20の生協から文書やビデオの事前提出がありました。コロナ禍の組合員活動をテーマとした生協の代議員からは、感染拡大防止のため工場産地見学会や商品学習会など実地での集いを自粛せざるを得ない状況のなか、「コープのうち活」として自宅でできる活動に切り替えるなど組合員の「学びたい」「知りたい」のニーズに沿った対応をおこなっている報告がありました。そのほか、コロナ禍での困窮者支援、災害復興にむけた取り組みや事業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進、地域諸団体との連携など、幅広いテーマで議論が行われました。
総会中に開かれた第1回理事会において、土屋敏夫代表理事会長(新任)、新井ちとせ副会長(重任)、嶋田 裕之代表理事統括専務(重任)、藤井 喜継代表理事事業担当専務などが互選されました。
<問合せ先>
日本生協連 広報部 電話:03-5778-8106
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