岩手県消団連・県生協連(滝沢市)など4団体が幹事団体をつとめる「9条改憲NO!全国市民アクション岩手の会」(略称:緊急署名岩手の会)は、2021年5月3日、盛岡市内の岩手教育会館において標記の集会を生協・市民団体・労組のメンバーや一般市民約150名の参加をえて開催いたしました。
また、同時に配信したYouTubeライブは、約110人以上が視聴しました。
集会に向け、達増拓也県知事・立憲民主党・日本共産党・社民党から激励メッセージをいただきました。
▲150名が参加した会場の様子▲
同日は、岩手大学教育学部特命教授の麦倉哲さんに、「命の格差を縮められるか?〜犠牲と不幸をなくすために憲法は生まれた」と題して講演いただきました。
麦倉さんは、憲法25条と13条が定めている生存権や幸福追求権について解説。そのうえで貧困や格差の拡大を「自己責任」とする風潮が社会にあることを指摘し、「弱い者が自立できる制度を作るのが政府のあるべき姿だ」と訴えました。さらに、東日本大震災の被災者に対し一昨年に実施した調査で、「暮らしが厳しくなった」と答えた人が半数以上にのぼったことを紹介。
「戦争や災害で犠牲になった人のことを忘れず、命の格差と向き合い、すべての人が幸福に生きられる日本を取り戻そう」と呼びかけました。
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▲講演中の麦倉 哲 特命教授▲ |
集会後は、会場周辺でピースパレードを実施。2018年憲法集会inいわてから歌っている「けんけんぽ」の曲を流しながら、プラカードや風船等を掲げ市民にアピールしました。
▲裁判所前⇒中央通り⇒映画館通りをパレードする参加者たち▲
- ■お知らせ:
- 集会の様子は YouTube で 視聴いただけます。
URLは⇒https://www.youtube.com/watch?v=rvwxqLCn4ig
- ※主催者団体:
- 平和環境岩手県センター 電話:019-623-9201
憲法改悪反対岩手県共同センター 電話:019-625-9191
岩手県消団連・岩手県生協連
◇問合せ先:岩手県消団連・岩手県生協連 電話:019−684−2225
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