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県生協連ニュース

2020/09/01

岩手県生協連・岩手県 消団連主催

「女川原発再稼働学習・意見交換会」開催報告

 

 岩手県生協連・岩手県消団連(滝沢市土沢)は、2020年8月6日、盛岡市内のアイーナ(いわて県民情報交流センター)の研修室において、約40人の参加をえて標記の学習交流会を開催しました。

 この交流会には、「女川原発再稼働を許さない!みやぎアクション」の世話人の多々良 哲さんをお呼びして、「女川原発の現状と再稼働審査の問題点」について講演いただきました。参加者たちは、多々良さんの講演を聞き、改めて女川原発の再稼働に問題があることを理解する学習意見交換会となりました。

9月26日に「女川原発再稼働を止めよう!宮城県民大集会」を予定

多々良 哲さんは「3.11の大震災の折には5系統の電源のうち1系統のみが残り危機一髪で大事故には至らなかったものの、千カ所以上のひび割れ、600カ所以上の不良個所を生じた被災原発です。住民の避難計画の実効性には疑問を残したままの、原因がいまだ不明の福島第1原発と同型の原発を再稼働させて良いのか?私たちは、9月26日に“女川原発再稼働を止めよう!宮城県民大集会”を開きます。皆さんの応援をお願いします」と訴えました。

当日の講演資料はこちら【PDF:6.84MB】

▲講演中の多々良哲世話人

参加者からの意見・感想の一部抜粋紹介します

  • 女川原発が、東日本大震災で津波があと数十cm高ければ福島のようになってしまう事態だったこと、ひとたび事故が起きれば岩手も放射能汚染にさらされることがわかった
  • 岩手も他人事ではない。再稼働させない行動が必要
  • 原発は廃炉にするにも多額の費用と長い年月がかかる。後世に押し付けるのではなく、今から行動を起こすべき
  • 原発によって経済がまわっている構造がわかり、原子力ムラを簡単になくすことができないことがわかった。かといって、このままでは事故が起きたら大変なので、原発に頼らない町づくりをしていくことが大切だと思った。

◇問合わせ先:岩手県生協連・岩手県消団連 電話019−684−2225