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県生協連ニュース

2020/02/19

「平和といのちと人権を!STOP改憲発議!緊急署名キックオフ集会」報告

〜平和といのちと人権を!2.16県民集会 380名が参集〜

 

 岩手県消団連・県生協連(滝沢市)など4団体が幹事団体をつとめる「安倍9条改憲NO!全国市民アクション岩手の会」(呼びかけ人172人・130賛同団体)は、2020年2月16日、盛岡市内の岩手県民会館において、市民・構成団他のメンバーなど380人の参加のもとで標記の集会を開催いしました。この県民集会は、「改憲発議に反対する全国緊急署名のキックオフ集会」として開催されました。

▲主催者挨拶:加藤善正県生協連顧問 ▲講師:浅倉むつ子さん
▲連帯の挨拶:木戸口英司参院議員 ▲「改憲発議をみんなで阻止しよう!」と決意

<集会の概要 司会:和田誠さん(憲法改悪反対岩手県共同センター)>

 岩手県生協連の加藤善正顧問は主催者挨拶で、「安倍政権に代わる野党連合政権を実現するためにも、改憲発議阻止の全国緊急署名の取り組みが重要です」と訴えました。続いて、県選出の木戸口英司参院議員(国民民主党)はじめ、日本共産党県委員会、社民党県連合が連帯の挨拶をしました。

 早稲田大学の浅倉 むつ子名誉教授は「広げよう平和憲法−安全保障とジェンダーの視点−」という演題で講演され、「安倍内閣の改憲の狙いは、憲法9条(「軍事力の放棄」)と憲法24条(「家庭内の両性の平等)」という近代を超克する非暴力論に対し、暴力社会への回帰を目指すものです」と指摘し、「私たちの求めるものは、差別と暴力がない社会です」と訴えました。

 続いて、県生協連の吉田敏恵専務理事が、今回のキックオフ集会の主旨と幹事団体から署名の呼びかけを含む岩手の会の当面の活動として、「今年は改憲発議を許すかどうかの正念場です。今回提起する緊急署名を県内で10万人集め、毎月19日のデモ行進を続けていきます。さらに、この会の略称を「3000万署名岩手の会」から「緊急署名岩手の会」の会の名称を変更します」と提案しました。

 最後に、平和環境岩手県センターの伊藤裕一さんの閉会の挨拶で幕を閉じました。

「幹事団体からの呼びかけ文」はこちら【PDF:160KB】

「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」ホームページの「緊急署名用紙」はこちら

参加者からの感想の紹介(抜粋)

  • 浅倉先生の話にとても納得。女性・ジェンダーの視点で見ると、多様性と平和を守るためにも、今の憲法を守る運動が必要とあたらためて感じた。
  • 平和とジェンダーをつなげて考える視点を大切にしたい。
  • 安保法制の闘いは、ジェンダーの平等の闘いと深く結ばれているのだと非常によくわかった。
  • ジェンダーの視点考える憲法は新鮮でした。改憲派の政治発言や改憲内容を考えると根本的な思いが分かってくる。

問合わせ先:岩手県生協連・県消団連  電話:019−684−2225

◇幹事団体:憲法改悪反対岩手県共同センター/平和環境岩手県センター/岩手県生協連/岩手県消団連