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県生協連ニュース

2019/11/16

「2019年岩手県消費者大会」開催報告(第4報)

〜アイーナ・ホールに約380人が結集〜

 

 岩手県消費者大会実行委員会(構成:16団体、事務局:滝沢市、県消団連内)主催の「2019年岩手県消費者大会」が、11月5日、盛岡市内のアイーナ・ホールにおいて、生協・消費者団体・女性団体など各団体のメンバーや一般の方、約380名の参加をえて開催されました。

 この大会は、岩手県と盛岡市に後援いただきました。

 今大会は、午前に全体会(基調講演・大会アピール採択)、 午後に6つの分科会を行いました。

▲講演:立川 平林さん(落語家) ▲全体会場の様子

<2019年岩手県消費者大会の概要>

◇大会のプログラム:午前「全体会・アピール採択・閉会」、午後「分科会」

午前 全体会:

開会挨拶:大会実行委員長 川村 元 岩手県消団連会長・岩手県学校生協 専務理事

(1) 基調報告:消費者庁創設10年のとりくみ報告  消費者庁 曽田 竜市 参事官(調査・物価担当)付

※要点:(1)消費者行政の一元化、(2)地方消費者行政の充実及び消費生活根談体制の整備、(3)府省庁横断的な消費者政策の一体的推進、(4)消費者市民社会の実現に向けた取組、(5)消費者の意見を消費者政策に反映させる仕組み、(6)消費活動のみならず産業 活動を活性化

(2) 基調講演:『防犯落語』 落語家 立川 平林さん

「ダマされないと思っている人ほどダマされる〜楽しく学ぼう詐欺対策!」

※要点:昨年の、特殊詐欺の被害総額は356.8億円(18年警察庁調べ)を超えました。

これだけ、注意喚起がなされているのに、被害総額は、年々増えております。つまり、残念ながら、詐欺に対する知識など、役に立たないのです。手口は、手を変え品を変え、どんどん巧妙になります。では、どうすればよいのか?詐欺を、疑似体験することで、細胞、脳みそに、抵抗力、免疫力を備えさせることが、必要になります。落語は、みなさまが、想像しながら、楽しみながら、五感六感を、使い、詐欺を疑似体験することが出来るのです。

立川 平林さんの公式ホームページはこちら

消費者大会アピールの提案・採択:JA岩手県女性協議会 菅原情子 副会長

「2019年消費者大会アピール」はこちら【PDF:126KB】

▲消費者庁 曽田 竜市さん ▲『防犯落語』を演じる立川平林さん
午後 分科会:6分科会名:分科会テーマ (参加人数)
第1分科会 「社会保障問題:後2000万円不足問題〜改めて年金制度について考える」 (52人)
第2分科会 「環境問題:家庭から考えるプラスチックゴミ」 (39人)
第3分科会 「消費者問題:ギャンブルへの依存の傾向とその対策について」 (16人)
第4分科会 「食の問題:今ゲノム編集食品てなあに?」 (43人)
第5分科会 「子どもの居場所づくり:子ども食堂の取り組みから地域の未来を考えよ」 (44人)
第6分科会 「平和・憲法問題:憲法と私たち〜平和な未来を子どもたちに残そう」 (27人)
6分科会延べ参加者数 221人

参加者からの感想(抜粋)

「今まで参加した消費者大会の中で一番よかった。楽しみながらの学習はいい」、「消費者庁の役割を再確認した」(3人)」、「(防犯落語)楽しく、わかりやすく参考になった。とてもよかった。毎年続けてほしい」(多数)、「落語を基調講演にしたことをとても評価できる」などの感想が寄せられました。

※アンケート概要:配布数:380枚 回収数:131枚(昨年119枚) 回収率:34.4%

「消費者大会」アンケートのまとめはこちら【PDF:156KB】

<問い合わせ先>

消費者大会実行委員会事務局 (岩手県消団連内) 電話:019−684−2225