岩手県生協連(滝沢市土沢)など8団体が参加する「くらしを考えるネットワーク」(事務局:県消団連)は、来る参議院選挙を前に、「政策を聞く会」を2019年6月27日、岩手教育会館において、市民やくらしネットの関係者など約90人の参加をえて開催しました。
当日は、立候補を予定している、自民党の現職の平野達男氏と四野党統一候補の無所属の新人の横澤たかのり氏が出席し、事務局が事前にアンケートした以下の7項目に沿って意見・政策をのべました。
○消費税増税について ○憲法改正について ○エネルギー政策について ○農業政策について
○東日本大震災の復興について ○日本と岩手の将来像について ○有権者に訴えたいこと
▲終了後に握手を交わす平野氏(左)と横澤氏
■平野 達夫氏:(1)消費増税は社会保障制度と財政健全化に必須。(2)国民への十分な説明の上、改正し自衛隊は明記すべき。(3)原発再稼働は新しい基準のもとで審査に合格すれば再稼働に賛成。(4)人口減少などに対応した、令和の時代の先を見据えた国造り・地域づくりをすべきと訴えたい。
■横澤たかのり氏:(1) 社会保障が必要な層に負担増になる消費増税には反対。(2)強引な改憲ではなく、立憲主義、平和主義の原点に立ち返るべき。(3)一度事故を起きれば後世まで影響の出る原発を重く受け止め、早期に原発ゼロ社会を目指すべき。(4)事故で脊椎を損傷し車いす生活を余儀なくされた経験から、弱い立場でも安心して暮らせ、どんな逆境でも希望が持てる社会の実現を築いていきたい。
●くらしネット事務局の磯田朋子(県消団連事務局長):政策の違いや共通点がよくわかり、投票を判断するうえで貴重な場になりました。こんごも選挙への関心を高めていきたい。
<問い合わせ先>
岩手県消団連 事務局 電話:019−684−2225
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