岩手県反核医師歯科医師の会(盛岡駅前通り、岩手県保険医協会内)主催、岩手県生協連(滝沢市)・いわて生協、被団協、ヒバクシャ国際署名を進める岩手の会などが共催する表記の講演会が、2018年8月19日、盛岡市内のホテルニューカリーナにおいて約120名の参加をえて開催されました。
この講演会で、先般、ノーベル平和賞を受賞したICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)の川崎 哲(あきら)国際運営委員(NGOピースボード共同代表)が、「核兵器禁止条約で変わる世界〜日本はどうする」というテーマで基調講演しました。
川崎さんは、「核保有国と非核国の橋渡し」をするとの理由で、核兵器禁止条約の交渉会議に不参加とした日本政府は核兵器が真に安全保障のツールなのかを考え、態度を変え動き出すべきだ」話しました。
続いて現場からの報告の中で、高校生平和大使の釜石高3年の阿部由美香さんが「核兵器廃絶や被爆者の声を聞き自分たちにできることをしていきます」と決意を述べた後、「アピール」を採択しました。
最後に、岩手県原爆被害者団体協議会の伊藤 宣夫会長が、「人類と共存できない核兵器を世界からなくすため、ヒバクシャ署名を何としても成功させよう!」と訴えました。
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▲会場の様子 |
▲川崎 哲さん |
◇問合わせ先:岩手県反核医師歯科医師の会 電話:090−7520−2471
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