岩手県消団連・岩手県生協連・平和環境岩手県センター・憲法改悪反対岩手県共同センターが幹事団体をつとめる「アクション3000万署名岩手の会」(2017年12月10日結成)の呼びかける標記の署名活動は、岩手県内の各地に広がっています。会は2018年夏までの期間限定の組織として、5月末までに署名30万筆をめざします。5月2日現在、11万8千筆が集約されています。
各団体に集まっている署名は、5月末までにアクション3000万署名岩手の会幹事団体に送るか、署名数を幹事団体までお知らせください。
今回は、9条の会盛岡地域連絡会などの3月から5月初旬のとりくみを紹介します。
■大学・高校前・花見会場など9条の会のない地域で署名・チラシを配布
9条の会盛岡地域連絡会は、4月7日に盛岡三高と盛岡誠桜高の入学式の日に校門付近で署名やチラシ200枚を配布しました。この取り組みには23人が参加し署名100筆を集約しました。さらに、4月13日、岩手大学構内で新入生対象にチラジ300枚を配布。この日は、20人が参加し、署名94筆を集約しました。続けて、4月21日、盛岡市内の高松の池で花見客の皆さまに、チラシ200枚を配布、16人が参加し署名77筆を集約しました。また、4月22日には、盛岡市上堂周辺の地域において、「お願い文書・署名チラシ・返信用封筒セット」を約1,000部、4月29日に長橋町と中堤周辺地域に、同セット約1.500部配布したところ、翌日から署名が郵送されてきました。
■各地域や団体で、署名や街宣行動実施
平和憲法9条をまもる岩手の会では毎月の9の日行動のほかに、4月19日、盛岡市肴町で、10人が参加し署名行動に取組、署名50筆を集約し、また同日夕方には、クロステラス前において、「5・3憲法集会inいわて」への若者の参加を促がそうと下校途中の学生たち中心にチラシ400枚を配布しました。
■いわて労連青年部は盛岡市大通商店街を中心に、ポスター掲示や署名のお願いを実施。
商店街では、「安倍はダメだ。退陣してほしい」と言う声も多く聞かれ、早速、翌日からポスターを掲示してくれたお店もありました。また、「街頭署名をやろう!ミニ学習」を盛岡市内で実施したところ、初めて街頭宣伝活動に参加した青年が「こんなに署名してくれるとは思わなかった」と好反応。逆に周りが元気を貰いました。これらのとりくみを今後の活動に繋げて行きます。
■釜石9条の会は、5月3日に憲法集会を開催したほか、署名行動、毎週木曜日の昼の駅前スタンディングや、19日ウオーキングデモなどを継続して取り組み中です。
■3000万署名推進盛南地域連絡会では、9のつく日を中心に、ユニバースやサンフレッシュ都南で署名行動を実施中です。この間の呼びかけや安倍政権への不信感もあって、自分から署名しにきてくれたり、学生たちも署名してくれています。いわて労連作成のCDを流しながら地域に宣伝カーも走らせています。
■3000万署名推進盛南地域連絡会は3月31日に「9条・沖縄、平和を考える集い」を開催。
昼・夜に開催したこの集いで「3000万署名推進と沖縄問題を含めた平和について」考え合いました。集いには、延べ計221人が参加してくれました。仙北9条の会の中村不二子さんによる「静岡での戦争体験談」では、乏しい食事情や激しい空襲、戦況はもちろん大被害が出た東南海地震でさえ一切報道がなく、本当のことが伝えられないまま戦争に突き進んでいった様子を報告し、「戦争は許されない、原爆犠牲者や沖縄の人たちの思いも忘れずに体験談を語っていきたい」と話されました。また、医療生協湯沢支部古田さんの絵本「ケンポウクン」の読み聞かせや、医療生協津志田西支部の鈴木さんから署名のとりくみが報告されました。そして、戦後の米軍占領下で平和な日本への復帰を願い、弾圧に屈することなく活勤し続けている沖縄の人たちを描いたドキュメンタリー[OKINAWA1965]を鑑賞しました。この映画に先立って、北上市出身の都鳥拓也(制作・撮影)・伸也(監督)兄弟による舞台挨拶も行われ、映画に込めた思いなどが話されました。
参加者から「開会・閉会あいさつも含めてすべての内容がよく、心が揺さぶられました」「一人ひとりが平和の大切さに気づく力になってほしいと思う映画だった」などの感想が出され、今後のとりくみの糧となった集いでした。
<問い合わせ先:下記の4幹事団体>:
岩手県消団連・岩手県生協連電話:019−684−2225
平和環境岩手県センター、憲法改悪反対岩手県共同センター
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