「第8回九条の会 東北交流会実行委員会」(事務局:岩手県生協連)が主催する標記の会合を、2018年3月20日、盛岡市内のアイーナ(県民情報交流センター)において、東北6県の九条の会関係者約150人の参加をえて開催しました。この会合は第1回交流会を2001年に仙台市で開催以来、東北の各県が持ち回りで主催県となり開催されてきています。今回は、岩手が開催県で、各県の九条の会取りまとめ団体で実行委員を構成し準備を進めました。
今回は、「総がかり行動実行委員会」の高田 健共同代表に「改憲発議を止めなければならないこれだけの理由〜国民投票に頼るのではなく3000 万署名運動で憲法を守ろう〜」というテーマで講演いただいた後、岩手県生協連の吉田敏恵専務理事はじめ各県の九条の会の代表、憲法九条を守る首長の会代表たち7名が実践事例報告を行い、最後に、「安倍9条改憲NO!全国統一3000万署名を達成して「戦争する国」づくりを阻止しよう!アピール」を採択しました。
また、これに先立つ3月19日に、東北6県市町村長九条の会連合が盛岡市内で、第5回総会を開催しました。(後掲の報告参照)
▲第8回九条の会 東北交流会の様子
<「第8回九条の会 東北交流会」要旨>
司会・進行:鈴木政隆さん(秋田)、佐藤修司さん(宮城)、清野真人さん(山形)
- ◇開会あいさつ:
- 平和憲法・9条をまもる岩手の会 金野耕治さん(いわて労連議長)
- ◇学習講演
- 講師:総がかり行動実行委員会 高田 健 共同代表(九条の会事務局)
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- 演題:「改憲発議を止めなければならないこれだけの理由」
〜国民投票に頼るのではなく3000 万署名運動で憲法を守ろう〜
- ◇全体交流会:
- 各県から3000万署名成功に向けた実践例報告
- ①青森県 青森県九条の会共同代表
- 谷崎嘉治さん
- ②岩手県 岩手県生協連
- 吉田敏恵さん
- ③秋田県 能代まちなか九条の会
- 千葉早苗さん
- ④宮城県 宮城県内九条の会連絡会
- 白石弘重さん
- ⑤山形県 9条の会山形市連絡会
- 青木 勝さん
- ⑥福島県 福島医療生協
- 佐藤克行さん
- ⑦憲法九条を守る首長の会
- 鹿野文永さん(元鹿島台町長)
- ◇アピール採択:
- 提唱:青森県九条の会 笹田隆志さん
- ◇閉会のあいさつ:
- 福鳥県九条の会 真木寅彦さん
「第8回九条の会 東北交流会 アピール」はこちら【PDF:128KB】
※東北交流会実行委員会(8団体): 青森県九条の会、はちのへ九条の会、津軽9条の会、秋田九条の会、みやぎ憲法九条の会、福島県九条の会、山形県九条連絡会、平和憲法・9条をまもる岩手の会(事務局・岩手県生協連)
●憲法九条を守る首長の会連合が第5回総会を開催しました
3月19日、東北6県市町村長九条の会連合が、盛岡市内で第5回総会を開催しました。総会では、宮城県憲法九条を守る首長の会の川井 貞一・会長があいさつ、総がかり行動実行委員会の高田 健共同代表が連帯のあいさつ、東北六県の首長経験者6人が地域での署名の取り組みなどを報告。さらに、改正発議阻止のため全国で3千万署名への取り組みを全国の首長に働きかけ、安倍晋三首相や自民党が攻勢を強める9条改正に対抗する活動を強めていく方針と、「安倍9九条改憲NO!全国市民アクションに賛同する緊急アピール」を採択しました。また、川井貞一・氏と千田謙蔵・元秋田県横手市長を共同代表に選出しました。 また。20日岩手県庁記者クラブにおいて記者会見を行い、総会の様子と今後の取り組みの重点(採択したアピールを含む)などを発表。
※同連合は2014年発足。現在は東北6県の首長経験者13人が中心に運営にあたり、各県持ち回りで年1回総会を開催。
「安倍9九条改憲NO!全国市民アクションに賛同する緊急アピール」はこちら【PDF:94KB】
<問合わせ先>
第8回九条の会 東北交流会実行委員会(事務局:岩手県生協連) 電話:019−684−2225
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