岩手県生協連(飯塚明彦会長理事)や岩手県消団連など17団体で構成する「いわて食・農・地域を守る県民運動ネットワーク」(略称:いわて食・農ネット、荻原武雄会長)は、2018年3月5日、岩手県水産会館において、学習講演会「おしよせる食の危機(仮題)」を関係団体のメンバーなど80名の参加をえて開催しました。学習講演の天笠 啓祐講師(ジャーナリスト・日本消費者連盟共同代表)が、「遺伝子組み換え・ゲノム編集などの新技術から見る 輸出国の食料戦略」の演題で、食の安全と地域農業を守るために遺伝子組み換え「鮭」や「ゲノム編集」などの新たな技術と安全性について最新の情報を交えて講演されました。参加者からは、参加者からは、「気づかないところで食が支配され怖くなった」「子どもや孫たちを儲けの犠牲にしてはならない。企業利益最優先の資本主義社会を何とかしたい」「遺伝子組み換えがこんなに深く私たちの命に関わっているのだと知った」「生きる上で食や農業が要であることを痛感しました」などの感想が寄せられました。
※講演会の後、いわて食・農ネットの総会を同会場で開催しました。
▲講演中の天笠 啓祐講師(日本消費者連盟共同代表)
天笠 啓祐講師(日本消費者連盟共同代表)の当日のレジメはこちら【PDF:235KB】
●食・農ネット総会「2017年度ふりかえりと2018年度活動方針」を討議
総会では、荻原武雄会長の主催者挨拶の後、「2017年度のふりかえりと2018年度の活動方針」を確認ました。食農ネットは、幅広い県民と諸団体とのネットワークを広げるため、個人会員200名をめざし、学習会や様々な課題に取り組んでいきます。
<問い合わせ先>
いわて食・農・地域を守る県民運動ネットワーク (事務局:岩手県生協連内)
電話:019−684−2225
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