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県生協連ニュース

2017/06/21

「核兵器禁止条約の国連会議」始まる

〜「ヒバクシャ国際署名:296万3,788筆」を提出〜

 

 2017年6月15日、ニューヨークの国連本部で「核兵器全面廃絶につながる、核兵器を禁止する法的拘束力のある協定について交渉する国連会議」(略:「核兵器禁止条約の国連会議」)第2会期(〜7月7日)が開幕しました。ここでは、エレンホワイト議長が5月22日発表した「条約草案」を審議します。この草案では、核兵器の開発、生産、製造、その他の方法での取得、所有、貯蔵、移転、受領、使用、実験的爆発を禁止(1条1項)。自国の領土と管轄地域への核兵器の「配置、導入、配備、実験」など禁止することを締約国に義務づけています。(1条2項)

 これらは「核兵器の法的禁止の主要な要素を、包括的に規定」し、「核兵器を違法化し、『悪の烙印』を押す」ものです。

▲核兵器禁止条約の国連会議のオープニングのホワイト議長演説▲

 人類を大量に破壊する兵器として、生物兵器は1975年、化学兵器は1997年に国際法で禁止されています。広島・長崎の被爆から72年にして、ようやく核兵器禁止条約が国連の場で採択される見通しです。この国連会議に唯一の戦争被爆国・日本政府は参加しないことを表明しました。日本からは原水協など多くのNGO・市民団体から55人の代表団が参加しています。この会期の中で、日本被団協事務局の和田征子次長が、岩手県生協連(滝沢市土沢)など4団体が幹事をつとめる「ヒバクシャ国際署名をすすめる岩手の会」などを含む日本中で集約された「約296万3,788筆」の「ヒバクシャ国際署名」(目録)を提出します。

 ニューヨークでは、17日核兵器禁止女性行動、18日国際フォーラムに参加し、アメリカと世界の反核平和運動、市民との連帯・協同を行いました。

 国内各地でも、協同した行動が取り組まれます。 岩手でも、署名の大波を起こしましょう

「ヒバクシャ国際署名」公式ホームページはこちら

新しい署名用紙はホームページからダウンロードできます。

☆ヒバクシャ国際緊急署名用紙

<問合わせ先>

幹事団体:岩手県生協連 電話:019−684−2225 FAX:019−684−2227

岩手県原爆被害者団体協議会 電話・FAX 兼 019−622−4635

平和環境岩手県センター 電話:019−623-9201 FAX:623−9204

原水爆禁止岩手県協議会 電話・FAX 兼用 019−622−4469