岩手県生協連(滝沢市土沢)など4団体が幹事をつとめる「ヒバクシャ国際署名をすすめる岩手の会」(伊藤宣夫代表、賛同:76団体)は、2017年5月14日、盛岡市内のサンビル(大通り)において、市民や生協の組合員など約250名参加をえて、標記の集会を開催しました。
この署名は、日本被団協・日本生協連など37団体で構成する「ヒバクシャ国際署名」推進連絡会(事務挙:日本被団協内)が、広島・長崎のヒバクシャが訴えてきた「この地球上で私たちのようなヒバクシャをつくらないでほしい」の悲願実現のためにも、「ヒバクシャ国際署名」への取り組みを2016年4月に呼びかけ、毎年国連に届けようと取り組んでいます。2017年4月現在役172万筆が集約されています。
「ヒバクシャ国際署名」公式ホームページはこちら
岩手県でも、岩手県生協連など4団体が幹事団体となり「ヒバクシャ国際署名岩手の会」を結成し、毎月15日を街頭署名行動日とるなど、2020年までの岩手県内の目標を50万筆とし、この集会をスタートに署名活動を県内に広げていきます。
キックオフ集会では、ヒバクシャ国際署名キャンベーンリーダーの林田 光弘さんをお迎えし、国際署名の意義と現状などについてお話していただき、林田さんを交えたトークセッション、当面の署名運動の取組み方針などを確認いただきました。
<「ヒバクシャ国際署名岩手の会キックオフ集会」の開催概要>
■主催者挨拶:伊藤 宣夫代表(岩手県原爆被害者団体協議会会長)
■記念スピーチ:林田 光弘さん ヒバクシャ国際署名キャンベーンリーダー・被爆3世
要旨:「被爆者がどのような人生を送り、生き残った人がずっと後遺症に苦しみ、悩まされること。被爆体験は、8月6日、9日の両日だけでなく、その後の人生まで考えて被爆体験を伝えないと『だから核兵器を使ってはいけない』と説得力のある形で世界中や次世代に伝えられない。署名活動をツールとし被爆者の声を伝え核兵器廃絶につなげたい」
林田 光弘さんの当日使用したスライドはこちら【PDF:682KB】
■岩手の学生や若者とのトークセッション ※以下敬称略
林田 光弘・武田 彩(盛岡医療生協労組)・那須川 彩子(小学校教諭)・丸谷 光紀(盛岡大学生協学生委員)
■当面の運動の提起:ヒバクシャ署名岩手の会
■歌唱「一人から一人へ」・演奏: 盛岡合唱団
■閉会挨拶:佐藤 浩之平 和環境岩手県センター副議長
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▲講師:林田 光弘さん |
▲トークセッションの様子 |
●寄せられた感想の紹介(抜粋)
- あいさつした伊藤代表がヒバクシャであり90歳のいまでも活動されていること、お話の内容に感銘を受けました。
- 林田さんのお話を聞き、これからの署名運動に確の確信(柱)を持てました。
- これからの署名運動や核兵器廃絶運動の大切さが理解でき、次世代への継承の大事なことをリ理解しやる気が出ました。
- 若い人たちの語り継ごうとする意志にたくましさを感じ、私も一筆でも多く集めようと思います。
- 核兵器廃絶と被爆者の話を聞く意味、核兵器廃絶の取り組み方などが良く分かりました。
●新しい署名用紙はホームページからダウンロードできます。
核兵器廃絶国際署名(略称:ヒバクシャ国際署名)はこちら【PDF:609KB】
<問合わせ先>
幹事団体:岩手県生協連 |
電話:019−684−2225 FAX:019−684−2227 |
岩手県原爆被害者団体協議会 |
電話・FAX 兼 019-622-4635 |
平和環境岩手県センター |
電話019-623-9201 FAX623-9204 |
原水爆禁止岩手県協議会 |
電話・FAX 兼用 019-622-4469 |
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