旧年は終戦70年の節目の中、平和と民主主義を願う国民の意思とは真逆の「戦争と独裁への危険な政治」が吹き荒れました。あの戦争での「組合員の生活破壊」「生協消滅」の歴史を再び繰り返さず、「平和とよりよき生活のために」を高く掲げた私たちの生協運動にとって、その真価が問われた一年でした。
新年も立憲主義・民主主義・平和主義・九条を守る運動が真正面から問われる激動の一年になることが予想されます。
最高法規である「憲法」を軽視することは、法治主義・法治国家を根底から揺るがし、下位法である様々な「法律」も軽視される社会風潮につながります。
岩手の生協は、憲法違反の戦争法廃止を求める全国2千万人統一署名運動をはじめ、平和とくらし、いのちや地域を守るため、今年も全力で取り組んでまいります。
皆様のますますのご多幸を祈願するとともに、引き続きのご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2016年 元旦
滝沢市土沢220-3
岩手県生活協同組合連合会
会長理事 加藤 善正
専務理事 吉田 敏恵
役職員一同
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