2015年9月19日に参議院で“強行採決”され“成立”した「平和安全保障関連法」は、憲法第9条が禁じる国際紛争解決のための武力行使を可能とするもので、憲法違反であることは明らかです。また、憲法解釈を180度くつがえした閣議決定に基づいた違憲の立法は、内閣と国会による立憲主義の否定であり、断じて認めることはできません。戦争法に対しては、国会審議の段階で、憲法の専門家をはじめ、さまざまな分野の人びとから反対の声が上がり、世論調査でも8割が政府の説明は不十分と答えていました。全国の人びとの強い反対の声を国会内の数の力で踏みにじった採決は、主権在民と民主主義を壊す暴挙であり、正当性を欠くものです。この戦争法が発動されれば、日本は海外で戦争する国になり、自衛隊は海外で殺し殺されることになり、日本自体が武力紛争の当事者となって、「平和安全」とはまったく逆の事態を招くことになります。
この戦争法を廃止するために、全国の運動を盛り上げてきた「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が「戦争法の廃止を求める統一署名」を2000万人以上集めることを呼びかけています。この署名の共同よびかけは、総がかり行動のほか、「安全保障関連法に反対する学者の会」「安保関連法に反対するママの会」「自由と民主主義のための学生緊急行動(SEALDs、シールズ)」「首都圏反原発連合」など、30団体が呼びかけ人になっています。全国「九条の会」もこの署名を呼びかけ、「岩手の会」も賛同しています。署名用紙は県生協連のトップページのバナーからダウンロードできます。
この署名は、次の事項について請願することを目的にしています。
【請願事項】
−、戦争法である「平和安全保障関連法」をすみやかに廃止してください。
−、立憲主義の原則を堅持し、憲法9条を守り、いかしてください。
「戦争法の廃止を求める統一署名」のダウンロードはこちら【PDF:129KB】
【共同呼びかけ団体】※2015年12月21日現在
戦争をさせない1000人委員会 解釈で憲法9条を壊すな・実行委員会 戦争する国づくりストッブ・憲法を守り・いかす共同センター 安倍教育政策NO!ネット(安倍政権にNO!) 東京・地域ネットワーク 安全保障関連法に反対する医療・介護・福祉関係者の会 安全保障関連法に反対する学者の会 安保関連法に反対するママの会 NGO非戦ネット 沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック女の平和 改憲問題対策法律家6団体連絡会 原発をなくす全国連絡会 国連人権勧告の実現を!実行委員会 さようなら原発1000万人アクション 自由と民主主義のための学生緊急行動(SEALDs) 首都圏反原発連合 戦時性暴力問題連絡協議会 宗教者・門徒・信者国会前大集会 脱原発をめざす女たちの会 止めよう!辺野古埋立て国会包囲実行委員会 日韓つながり直しキャンペーン2015 日本軍「慰安婦」問題解決全国行動 反貧困ネットワーク 「秘密保護法」廃止へ!実行委員会 mネット・民法改正情報ネットワーク 立憲デモクラシーの会 全国労働組合連絡協議会 全国労働金庫労働組合連合会
<問い合わせ先>
平和憲法・9条をまもる岩手の会(事務局:県生協連内) 電話:019-684-2225
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