県内の消費者団体など17団体で構成する岩手県消費者大会実行委員会(事務局:消団連)主催の「2015年岩手県消費者大会」を、10月28日、サンビル(盛岡市)において、構成団体のメンバーなど約380人の参加をえて開催しました。今大会は、盛岡市から後援いただきました。
参加者たちは、午前中に、6つの分科会(食・貧困・社会保障・消費者問題・復興・平和)で熱心に意見交換し、午後の全体会では、大阪経済大学の岩本 沙弓客員教授による基調講演「安心して暮らせる社会をめざして〜税制・社会保障・雇用問題を考える」を通じて、「消費税はむしろ段階的に引き下げ、廃止したほうが内需拡大につながる」との主張などを学習しました。最後に、「消費者が主役となる社会になるため、消費者力を育て行動しよう」との大会アピールを採択しました。参加者から、「わかりやすかった」「消費税は社会保障に必ずしも使われると限らないことがわかった」「消費税はいらないと再認識、消費税反対・増税を許さない声をあげていかなければならないと思う」などの感想が寄せられました。
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▲満席の会場 |
▲講演:岩本 沙弓客員教授 |
<2015年岩手県消費者大会の概要>
◇開会あいさつ: 高橋克公大会実行委員長
◇分科会:10時30分〜12時20分
- 第1分科会:
- 岩手の食を考える 「岩手の食財で元気になろう!」
- 第2分科会:
- 貧困と労働問題 「経済成長が難しい社会での生きづらさと希望」
- 第3分科会:
- 社会保障問題 「このままでは暮らせない」
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- 〜増えない収入と削減される社会保障、この国のあり方を考えよう〜
- 第4分科会:
- 消費者問題
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- 「『消費者被害にあわない』から『消費者が主役の社会をつくる』へ転換していくために」
- 第5分科会:
- 被災地の復興 「被災地の現状を知り、防災・減災を考える」
- 第6分科会:
- 平和問題 「平和な未来を子どもたちへ」
◇午後 全体会:13時〜15時
■基調講演:大阪経済大学 岩本 沙弓客員教授
「安心して暮らせる社会をめざして〜税制・社会保障・雇用問題を考える」
■大会アピール提案と採択:アピール提案 消費者信用生協 伊藤 雄志さん
■閉会挨拶:田上 みね子大会副実行委員長
<消費者大会の様子>
☆2015年「岩手県消費者大会」アピールはこちら【PDF:171KB】
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▲開会あいさつ:高橋克公大会実行委員長 |
▲第1分科会:「岩手の食を考える」 |
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▲第2分科会:貧困と労働問題 |
▲第3分科会:社会保障問題 |
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▲第4分科会:消費者問題 |
▲第5分科会: 被災地の復興 |
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▲第6分科会:平和問題 |
▲アピール:伊藤雄志さん |
▲閉会:田上みね子さん |
◇問い合わせ先:消費者大会実行委員会事務局(岩手県消団連内) 電話:019−684−2225
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