岩手県内の労働組合、市民団体、生協など94団体(7月4日現在)で構成する「ストップ!戦争法案緊急集会実行委員会」(事務局:県消団連・県生協連)が主催し、岩手弁護士会が共催した、標記の緊急集会が、2015年7月5日、盛岡城跡公園多目的広場に、約1,000人が参加して開催されました(主催者発表)。
この集会は、安倍政権が今国会で成立を目指す安全保障関連法案の撤回を求めて開催したものです。
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▲砂金 良昭議長 |
▲緊急集会の様子 |
<緊急集会の概要>
主催者挨拶で平和環境県センターの砂金 良昭議長は「平和憲法を守ることができるか、権力乱用を許さない国であり続けられるかの瀬戸際です。安全保障関連法案は絶対に成立させるわけにはいきません。私たちの反対の意思を突き付けましょう」と呼びかけました。この集会には、岩手県知事、民主党、生活の党、社民党、共産党から連帯のメッセージを頂きました。続いて、リレートーク「私が戦争法案に反対するわけ」では、若者「“高校野球で勝ちたい”とか“ダイエットを成功させたい”とかのささやかな願いごとは平和だからこそいえること。戦後70年、この平和がずっと続くことを願います」、女性「子どもたちが戦争に巻き込まれれば命を落としかねません。この法案に強く反対します」、労働者「教え子も自分の子どもも戦争へは絶対行かせません」、9条の会「この会の活動に参加して、9条や平和の大切さがわかりました。自分も1児の母として、将来がある子どもたちを戦地に行かせたくない」、医療従事者「過去の戦争で多くの医師や看護師たちが亡くなりました。白衣を再び戦争の血で汚してはなりません」、弁護士会「みなさんの運動に励まされました。法案は違憲であり、立憲主義の理念に反するものです。断固反対します」など各界の代表たち6人が意見表明しました。続いて「民意を無視し、違憲の戦争法案を強引に成立させようとする政府を決して許さない」とする集会アピールを会場全体で確認・採択しました。閉会の挨拶で、岩手県生協連の加藤 善正会長理事は「法案の審議が進むほど、矛盾が露呈し安倍政権は孤立し焦っています。廃案の世論をさらに高めましょう」と呼びかけました。集会の後、参加者たちは、思い思いのプラカードを掲げ、「強行採決絶対反対」「戦争法案を廃案にしよう」「言論弾圧は絶対反対」など訴えながら、公園⇒中央通り⇒映画館通⇒菜園⇒公園下までの中心街をデモ行進しました。
また、参加団体の一つが、「平和安全法制特別委員会」の委員で岩手県選出国会議員の橋本 英教議員に「戦争法案反対」の思いを伝えるハガキを配布し各自記入し投函する行動を訴えました。その場で集った330枚のハガキは実行委員会事務局が責任をもって投函します。
また、あわせて実施したカンパは、約13万円になりました。
緊急集会決議はこちら(PDF 124 KB)
ストップ!戦争法案緊急集会実行委員会名簿はこちら(PDF 132 KB)
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▲リレートーク:若者代表 |
▲女性代表 |
▲リレートーク:医療従事者代表 |
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▲弁護士代表 |
▲労働者代表 |
▲リレートーク:9条の会代表 |
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▲集会アピールを提案 |
▲閉会挨拶:加藤善正会長 |
▲会場の様子 |
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▲横断幕・旗竿・プラカードをかかげました▲ |
<お問い合わせ先>
岩手県消団連・県生協連 電話:019−684−2225
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