岩手県生協連(滝沢市、加藤善正会長理事)は、2014年11月28日、「12月1日から配達灯油の暫定価格を、18リットル1,836円、1リットル102円、電話注文は103円(いずれも税込み)にすることを発表しました。10月21日の第2回灯油委員会で決めた配達価格から54円(1リットル当たり3円)値下げしたことになります。
県生協連では、「今回の値下げは、石油元売り会社による灯油仕切り価格の値下げ幅2〜2・5円を上回る値下げとし、年末年始を迎え食料品の相次ぐ値上げなどでますます苦しくなる家計への負担を軽減すること、県内の平均灯油価格1,884円(18リットル、配達)より安くすることで市況価格のさらなる値下げにつながることを期待したものです」と話しました。
県生協連によると、中国や欧州の景気減速や米国経済の先行き不安感から需要が低迷するとの見通し、さらに米国のシェールオイルの増産による供給増で原油価格は急落していること、石油輸出国機構(OPEC)も11月27日の総会で減産の見送りを決めたことにより原油安は当面続くなどの見通しによるものとしています。また、県生協連は、今後も、一層の値下げがあれば、さらに見直しは進めるため、市況の動きを注視していきます。
■12月1日からの暫定価格:1リットル:102円 18リットル 1,836円
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<問い合わせ先>
岩手県生協連 事務局(担当:吉田) 電話:019−684−2225
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