岩手県生活協同組合連合会

岩手県生協連について
県生協連のめざすもの
会員生協の概要
県生協連ニュース
アクセス
リンク
ホーム
〒020−0690 岩手県滝沢市土沢220-3 TEL.019-684-2225
Eメールはこちら

県生協連ニュース

14/09/01

「2014年第7回平和憲法・9条を考える全国生協組合員活動交流会inヒロシマ」報告

〜各地の22生協から81人参加  同ネットの新ホームページを準備中〜

 

 岩手県生協連(滝沢市土沢)の加藤善正県連会長など7人が世話人をつとめる「平和憲法・九条を考える全国生協組合員ネットワーク」(以下ネットと略す)と「生協ひろしま平和憲法・9条を考える会」(同生協労組内、以下「考える会」と略す)は、2014年8月5日、広島グリーンアイーナ大会議室において、同ネットと生協ひろしまの考える会のメンバー22生協から81人が参加し開催しました。当日は、土井 律紀ネット世話人の開会挨拶に続き、生協ひろしま「虹のコーラス」の皆さんによる歓迎のコーラス、3つの生協からの活動報告の後、2グループ(下の写真)に分かれて交流を行いました。最後に同ネット事務局の岩手県生協連の吉田敏恵専務理事の閉会挨拶で終了しました。

<2014年第7回活動交流会inヒロシマの概要>

開催日時:
2014年8月5日(火)16時:30分〜18時
参 加 者:
22生協81人
内     容:
開会挨拶・歓迎行事・活動報告・2つのグループで交流・閉会挨拶など

■開会あいさつ:生協ひろしま土井律紀さん(ネットワークの世話人)

■歓迎行事:生協ひろしまの「虹のコーラス」による歓迎の合唱

▲挨拶:土井律紀ネットワークの世話人 ▲歓迎の行事:生協ひろしま「虹のコーラス」の皆さん

■3生協から活動報告:

(1)ララコープ:「平和の取り組みの紹介」

「2014年の沖縄戦跡・基地めぐりへの代表派遣や、ピースアクションinヒロシマ、ナガサキへの参加、北海道子ども平和交流会の参加、核兵器禁止条約の交渉開始を求める署名活動など多彩な取り組みを行いました。また、3月と6月に伊藤真弁護士・伊藤塾塾長を講師に憲法学習会を開催したところ、参加者の関心の高く、今後も学習を強めていきた」

(2)おかやまコープ:「集団的自衛権行使容認に反対する意見書提出と学習会の取組み」

「おかやまコープ理事会として、憲法解釈の変更による集団的自衛権行使容認に反対する意見書を提出しました。また、憲法学習会の開催に取組みました」

(3)いわて生協:「特定秘密保護法に反対する理事会声明・戦争ができる国づくりへの反対声明」

「1月に特定秘密保護法に反対する理事会声明、7月に戦争ができる国づくりをすすめる動きに反対する声明を発表。多くの組合員にも関心を持ってもらうため、店舗レジで声明を配付したり、コープ委員会や常勤者へも配布しました。ピースキャンパスという自主的な平和を学ぶ場での学習も行なわれています」

▲報告:ララコープ ▲報告:おかやまコープ ▲報告:いわて生協

■2つのグループに分かれて意見の交流:熱のこもった意見交流ができました。

パルシステム東京:「今の平和が脅かされる状況に危機感を感じ、官邸前行動に参加するなどさまざまな運動を行っているが、もう一歩進んだ取組みがないものかと悩んでいたが、今日の虹の広場で少しヒントをもらえたので、早速視覚に訴える提起のしかたができないか考えてみたい」。

他の生協など:「特定秘密保護法にしろ、集団的自衛権の問題にしろ、生協が反対声明を上げたりするのはなかなか難しい。どうして行けばいいのだろうか?」などの悩みが出されました。

集ったメンバーたち共通:「平和憲法9条を守ろうという取り組みを学習会や集会などで粘り強く取り組んではいるものの、もっと関心を広げたい、そのために他の生協の活動を知りたい」

ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会:当面の取組みと意義についての訴えがありました。

▲ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会 ▲平和ドーム外観

■閉会挨拶:ネットワークの事務局・岩手県生協連 吉田敏恵専務理事

この交流会が、平和憲法9条を話題にして交流できる生協の集まりでは唯一です。7月1日に集団的自衛権行使容認は閣議決定されたが、それですべて終わりではなく、15もの法律が変わらなければ実行はできないことから、これから1年が大切な期間になります。このネットワークは緩やかな会のため、統一の行動提起などはしないが、このような交流をすることで、励まし合うことができます。また、HPを9月からリニューアルするので、各地の生協の取り組みを紹介します。それらを参考に、それぞれの生協で取り組みを工夫してください。

平和憲法・九条を考える全国生協組合員ネットワークの新ホームページ準備中

現在の同ネットのホームページは、2,013年8月5日に開催した「第6回平和憲法・9条を考える全国生協組合員活動交流会inヒロシマ」の記事掲載以降行進が止まっていることから、事務局を引き受ける岩手県生協連が更新管理を行うことで世話人会に了解いただいたことから、新しいホームページの開設を準備しています。新ホームページのオープンは準備でき次第岩手県生協連ホームページでお知らせします。

※【平和憲法・九条を考える全国生協組合員ネットワークの概要】

□同ネットワーク世話人: 2014年8月現在7名

*加藤 善正(岩手県生協連)
*大越 健治(みやぎ生協)
*熊谷 純一(元福島生協連)
*瀧川 潔 (奈良県生協連)
*土井 律紀(生協ひろしま)
*大川 耕三(愛媛県生協連)
*具志 純子(沖縄県生協連)
 

□「平和憲法・九条を考える全国生協組合員ネットワーク」について

平和憲法・九条を考える全国生協組合員ネットワーク」とは?

憲法改悪への危機感から、06年に全国各地の生協から113名が個人として呼びかけ人になり、「平和憲法・九条全国生協組合員100人アピール」を発表し、同年このネットワークが結成されました。全国6ブロックの生協から、世話人を選出し、事務局は岩手県生協連が担い運営。全国生協や個人から協力いただいたカンパを運営資金にして(現在70万円)、ネットワークニュースの発行や学習交流会を開催しています。「憲法」とりわけ「9条」について、「学び・語り・考える」輪を広げていこうという、緩やかなネットワークです。

≪連絡先≫

同ネットワーク担当事務局:岩手県生協連 専務理事 吉田敏恵

TEL:019−684−2225 FAX:019−684−2227