岩手県生協連(滝沢市土沢)も参加する、平和憲法・9条をまもる岩手の会は、先般の試写会をはじめ、県内での映画「ひまわり」の上映と鑑賞券の普及に取り組んでいます。
この映画は、悲惨な沖縄の地上戦から14 年目の1959 年の「石川・宮森ジェット機墜落事故」、2004 年の「沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事件」をモチーフに、オスプレイ配備に揺れる今の沖縄・日本に平和とは何かを問いかける映画です。沖縄の人の基地への思いや心の葛藤を登場人物から知ることができ、沖縄に起こっている様々な問題が凝縮されて描かれています。試写会を観た方たちから「涙が止まらなかった」「沖縄で起きている問題がこの映画を観てわかった」などの感想が多数寄せられています。
上映はすでに、2月26日〜3月7日の期間で、フォーラム盛岡での上映が始まっています。メガフォンは、及川善弘監督がとり、あの能年玲奈さんも出演しています。
ぜひご家族やお友だちをお誘いあわせ、鑑賞してください。
映画「ひまわり〜沖縄は忘れない あの日の空を〜」案内チラシはこちら(PDF 371 KB)
<映画「ひまわり〜沖縄は忘れない あの日の空を〜」の概要>
- ◇制 作:
- 映画「ひまわり〜沖縄は忘れない あの日の空を〜」製作委員会
- ◇上映日程:
- フォーラム盛岡⇒2月26日〜3月7日まで(1)10時〜 (2)12時半〜上映
(最終日) 10時〜のみ
- ◇監 督 名:
- 及川善弘 主な出演者名:長塚京三/須賀健太/能年玲奈/福田沙紀
- ◇あ ら す じ:
- 基地問題に苦しむ沖縄。大学生の琉一は、1959年に米軍の戦闘機が小学校に墜落した事件を調べ始める。琉一の祖父・良太は当時事件に巻き込まれていたが、深い傷を抱えたままの彼は孫の問いかけにも多くを語ろうとせず…。平和を祈り、基地ある限り終わらない沖縄の悲しみを描いた渾身のドラマ。
- ◇特別鑑賞券:
- 1000円⇒販売先は事務局までお問い合わせください。
映画「ひまわり〜沖縄は忘れない あの日の空を〜」製作委員会公式サイト
<試写会での感想文の抜粋紹介>
- 宮森小の出来事は初めて知った。(4名)
- 沖縄のことはわかっているつもりでも、このような映画に触れることは大切だと感じた。
- 忘れようにも忘れられない。→忘れない、いつも一緒だよ。→みんなにぜひ観てほしい。→前売券いっぱい売るぞ。
- 沖縄の戦争のことを思うとなかなか沖縄に行くことができませんでした。でもこの映画では、本当に若い人たちが頑張っているのですね。笑顔がひまわりの花でした。いつか沖縄に行ってみようと思う70歳です。
- 多くの人に観ていただきたい内容だった。若者の視点が良かった。
- 「沖縄の心」を知ることができた。沖縄に基地があることは日本の平和を脅かすこと、平和をつくりだす強い結びつきを感じた。
- 沖縄のことを知っていたつもりだったが知らないことがたくさんあったとわかった。みんなにも現状を知ってもらうためにとてもいい映画だと思い、多くの人に観てほしいと思った。
- 沖縄の人たちの米軍基地があることによっての苦しみがよくわかる映画だった。今まで知らなかった宮森小学校のこともよくわかり、多くの人たちにこのことを伝え、知ってもらう必要があると思う。一日でも早く、日本から核も米軍基地もない平和な日が来ることを願う。
- 全国民に観てほしい感動の映画だった。改めて真の沖縄返還をと実感した。ぜひ孫たちと一緒に映画を観て、平和の心を共有したい。
<お問い合わせ先>
平和憲法・9条をまもる岩手の会 事務局 岩手県生協連内 電話:019−684−2225
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