岩手県ユニセフ協会(岩手郡滝沢村)と2013いわてユニセフのつどい実行委員会の主催する「第12回いわてユニセフのつどい」は、2013年9月28日、プラザおでってホール(盛岡市内)において、「3・11 私たちは忘れない・・・東日本大震災大震災から2年半、あの時保育園は、学校は、・・」をテーマに、子どもにやさしい復興をめざして、約110名の参加のもとに開催されました。つどいは、「大槌保育園の子どもたちを見守りつづけて」(八木澤弓美子園長)と、「遊びをとおした子どもの心のケア」(本田涼子 東日本大震災緊急支援本部ケアアドバイザー)によるミニトーク、東日本大震災の二週間後の仙台・松島・石巻を撮影したドキュメンタリー映画『大津波のあとに』 (監督・撮影・編集:森元修一)の上映が行われ、参加者たちに、子どもにやさしい復興の大切さを改めて認識させてくれました。
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▲八木澤弓美子園長 |
▲本田涼子さん |
●会場発言もたくさんありました。感想もたくさん寄せられました。(一部抜粋紹介)
- ユニセフ活動の力はとても強い味方になったのですね。仮園舎ができて子どもたちが喜んでくれた事とか、今年本園舎に戻れて本当に良かったですね。つらい体験をした子どもたちや保母さんたちのご苦労は並大抵ではなかったと思います。これからも私たちは被災地を忘れずに支援しなければと思いました。
- 子どもはこわい体験をした時、大人のように言葉で表現がうまくできなくて遊びを通していやされていくことがわかりました。そしてまわりの大人が寄り添って、子どもの気持ちをくみ取ることが大切だと知り、とても参考になりました。
- 震災後、ユニセフの支援を身近に感じます。子どもの権利を守る、命を守る、健康を守る活動は子どもの暴力防止活動をしているCAPに通じるものがあります。
- 風化は一番怖いです。やれることはやっていきたいと思いました。
<問い合わせ先>
岩手県ユニセフ協会 事務局 電話:019−687−4460
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