岩手県生協連(本部:岩手郡滝沢村、加藤善正会長理事)は、10月15日に開催した「2013年第2回灯油委員会」で、10月21日から11月23日までの灯油価格を現行と同じ、1リットル:100円(1缶:1,800円)」とすることを決定しました。しかし、前年同期に比較すると、この間の円安・原油高を受けて、1リットル10円高くなっています。県生協連の加藤会長理事は「できる限り価格維持を図りたいが、原油価格に大きな変動はないのに、アベノミクスがらみで灯油の値上げ傾向が強まっているため、元売りの動向を注視したい」と今後への警戒を示唆しました。 今後の見通しについて、県生協連では、直近の4週間で2〜4円上昇していることから、11月下旬には値上げが避けられないとみています。次回灯油委員会は、11月13日に開催の予定。また、この間に、岩手県生協連では、9月25日に東北経済産業局へ要請行動、10月1日に中央3省庁への要請行動、10月7日に岩手県議会への請願行動などを行いました。
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▲第2回灯油委員会の様子 |
☆いわて生協のHPの現在の灯油価格案内はこちら
●9月25日東北6県の生協連の代表が東北経済産業局に灯油で要請行動
これから冬を迎えるにあたり、経済弱者に対しての灯油高騰時の救済策やくらしを直撃する灯油・物価高への対応策を求め、9月25日、岩手県生協連の吉田敏恵専務理事をはじめ、北海道生協連、青森県生協連、秋田県生協連、山形県生協連、宮城県生協連、日本生協連東北地連の7団体9名が、東北経済産業局に要請行動を行い、下記の要請書を渡しました。
☆9月25日の要請書はこちら(PDF 110 KB)
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▲9月25日東北経済産業局への要請の様子 |
●10月1日、北海道・東北の生協連は、経産省・消費者庁・総務省に要請行動
10月1日、北海道・東北の岩手県・山形県・宮城県の3県の生協連と日本生協連は、灯油の「適正価格と安定供給」「行政施策の強化」「灯油購入支援策」を求め、経済産業省、消費者庁、総務省に対し、要請行動を行いました。岩手県からは、吉田敏恵専務理事が参加しました。
☆10月1日の要請書はこちら(PDF 134 KB)
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▲経済産業省にて |
▲消費者庁養成の様子 |
▲総務省にて |
●岩手県生協連・県消団連など 6団体9名で県議会に灯油の請願行動
10月7日、岩手県県生協連・岩手県消団連・農協中央会・県森連・いわて生協・県学校生協の6団体計9名は、岩手県議会を訪れ、千葉伝新議長に、灯油に関する請願書を提出しました。要請団は、要請の趣旨を訴えた後、被災地の先の見えない苦しい暮らしを考え、第1の項目である福祉灯油はぜひともお願いしたいと強調しました。
☆提出した請願書はこちら(PDF 197 KB)
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▲議長と懇談する要請団 |
▲議長に請願書を提出 |
<問い合わせ先>
岩手県生協連 事務局 電話:019−684−2225
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