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岩手県議会(佐々木 博議長)は、3月26日の本会議で「TPP交渉参加の撤廃を求める意見書」を、公明党を除く、賛成多数で可決しました。この意見書の可決は、「いわて食・農・地域を守る県民運動ネットワーク（略称：いわて食・農ネット､荻原 武雄会長）」と「TPP等と食料・農林水産業・地域経済を考える県民会議（略称：県民会議､・田沼征彦代表世話人）」が提出した「TPP交渉参加の撤回を求める請願」を県議会で採択したことを受けてのものです。 可決された意見書では、「農林水産業への影響、食の安全・安心基準の改悪の恐れ」を指摘し、「わが国がなすべき最大の優先課題は大震災と福島原発の被害からの復旧でTPPはこの足かせになりかねないTPP交渉参加は容認できない」としています。
●いわて食・農ネットは、3月19日「TPP交渉参加の撤回を求める請願」を提出
〜3月18日にいわて食・農ネットは「TPP参加に反対する街頭署名活動」を行いました〜
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| ▲「請願」を柳村副議長にお渡ししました |
▲街頭署名活動(右端：加藤会長理事) |
安倍首相が、3月15日、国民の中でTPP（環太平洋経済連携協定）への懸念が高まる中、これらの声を黙殺してTPP交渉参加表明を強行したことに対して、岩手県生協連(岩手郡滝沢村)やいわて生協などが参加する「いわて食・農・地域を守る県民運動ネットワーク（略称：いわて食・農ネット､荻原 武雄会長）」と「TPP等と食料・農林水産業・地域経済を考える県民会議」（略称：県民会議､・田沼征彦代表世話人)の2つの団体は、「環太平洋戦略的経済連携協定（TPP）への交渉参加を撤回すること」を主旨とする請願書をそれぞれ岩手県議会に提出しました。
この請願の採択が上記の県議会での意見書の可決につながったものです。
☆提出した「TPPへの交渉参加の撤回を求める請願」はこちら(PDF 131 KB)
これに先立つ3月18日、いわて食・農ネットに参加する生協や農民団体、労働者団体など18団体は、盛岡市大通りで、「TPPへの参加を止めるよう求める請願」署名を街頭で呼びかけました。ＴＰＰの危険性を訴えた県生協連の加藤善正会長理事は「県民の関心が高まっていることを実感した。引き続き交渉参加撤回求め活動していく」と話しました。いわて食・農ネットでは、今後も毎月１回、街宣署名行動を行い、県民に訴えます。
▲署名に応じてくれる新社会人
＜問い合わせ先＞
いわて食・農ネット 事務局(岩手県生協連内) 電話：019−684−2225
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