岩手県生協連(本部:岩手郡滝沢村、加藤善正会長理事)は、このほど開催した「緊急灯油委員会」で、この間相次いだ元売りの卸価格の値上げを受けて、2月4日から3月20日までの暫定灯油価格を現行の98円(1缶1,764円)」「電話注文価格:1L99」円(一缶1,782)円)」を4円値上げし、102円(1缶1,836円)」「電話注文価格:1L103」円(一缶1,854)円)」とすることを決定しました。岩手県の生協の灯油化価格が、100円を超すのは、史上初めてとなります。岩手県生協連や県消団連は「原油価格は大きく変動しておらず、円安の影響もまだ少ないにもかかわらず、値上げしやすい灯油だけを大幅に上げる元売りの姿勢は問題」「値上げは困るが、仕切り価格の値上がりを吸収するには生協の経営にとっては厳しい」「岩手県はじめ経産省・消費者庁への要望、元売りへの抗議などを行いたい」など今冬の灯油価格について今後も取り組みを強めていきます。
■暫定価格:2月4日〜 1リットル:102円 18リットル 1,836円
☆いわて生協のHPの灯油価格案内はこちら
●2月6日、北海道・東北生協連は、灯油の「適正価格と安定供給」などで経済産業省、消費 者庁、石油連盟に対し、要請行動を行いました。
東北6県の生協連で構成する「灯油対策連絡会」代表たち7人(含む吉田敏恵岩手県生協連専務理事)は、灯油価格の高騰が、被災地のくらしや地域経済に大きな打撃を与えることから、2月6日、緊急に上京し、経済産業省、消費者庁、石油連盟を訪れ、「灯油の適正価格と安定供給などを求める要請行動」を行い、「要請書」をお渡ししました。
応対した経済産業省の平将明大臣政務官は「灯油価格だけがガソリンに比べて高騰しているということについては、状況を確認し懸念しているようなことであれば指導する」とのことでした。経産省・石油連盟。消費者庁などに、「灯油の異常価格に関する要望書」を提出しました。(日本生協連伊藤治郎渉外部長と北・東地連住吉登事務局長も同行)
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▲経済産業省・平将明大臣政務官(中央)に要請
(※右端:吉田敏恵専務理事) |
▲石油連盟に要請する生協要請団(右側) |
☆経産省・消費者庁・石油連盟に提出した「要望書」はこちら(PDF 197 KB)
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▲消費者庁に要請(左から:吉田専務理事、熊谷福島県生協会長)
(右端:消費者庁の担当) |
●吉田敏恵専務理事は平野達男参議院議員はじめ12人の議員に「要請書」を渡しました
岩手県生協連の吉田敏恵専務理事は、経産省・消費者庁・石油連盟への要請行動のあと、衆議院・参議院議員会館を訪れ、平野達男参議院議員にお会いし、岩手県生協連の「適正価格と安定供給に関する要請書」をお渡ししました。さらに、衆議院議員8人(小沢一郎・畑 浩次・鈴木 俊一・階 猛・黄川田 徹・橋本 英教・高橋 比奈子・藤原 崇)と参議院議員3人(主濱 了・藤原 良信・紙智子) など合計12人に同要請書をお届けしました。
☆岩手県生協連「適正価格と安定供給に関する要請書」はこちら(PDF 156 KB)
<問い合わせ先>
岩手県生協連 事務局 電話:019−684−2225
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