岩手の生協運動はこれまで「平和とよりよき生活のために」「憲法をくらしに活かし、平和で住みよい地域社会の創造」を掲げ、組合員の学習や話し合いを積み重ね共通の課題での地域の諸団体・自治体などとの共同の取り組み、ネットワークづくりに貢献してきました。
以上の立場から、岩手県生協連(岩手郡滝沢村、加藤善正会長理事)は、9月理事会において、標記の声明を決議しました。このオスプレイ配備と訓練は、沖縄県のみならず、日本国内7コース(全国21県138市町村の上空を通過)での「超低空飛行訓練」計画であり、このうちのグリーンコースは、青森・岩手・秋田・宮城・福島県の山間部や峡谷での超低空飛行訓練であり、岩手県では八幡平市・二戸市・滝沢村・雫石町・西和賀町・北上市・奥州市などの上空などが含まれるという、危険性この上ない無謀なものです。
☆岩手県生協連理事会声明はこちら(PDF 216 KB)
●今後の岩手県生協連の行動計画
(1) この声明を会員生協理事会などで討議し、同様な反対の態度を決め、各組合員に情報発信をすることを呼びかけます。
(2) 既に、9・9沖縄県民集会にあたり、沖縄県生協連合会に赤い(レッドカード)連帯の旗を贈っていますが、今後も沖縄県連を通じながら沖縄県民の反対運動と連帯します。
(3) 県内における同様な趣旨で反対する団体や運動と連帯し、県議会や上空を訓練で通過する自治体議会への反対請願書の提出、集会や署名運動などの取り組みを模索します。
(4) 事態の推移を注意深く把握して、緊急事態に対するより強固で広範な運動ができるように、会員生協への情報発信を続けます。
<問い合わせ先>
岩手県生協連 事務局 電話:019−684−2225
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