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県生協連ニュース

12/09/07

「消費税増税ストップ!8月30日学習講演会」報告
〜130名が“税社会保障一体改革法案”に怒る

 

 岩手県消団連・岩手県生協連(岩手郡滝沢村)・いわて生協など16団体で構成する「消費税増税ストップ・社会保障の充実をめざす会」(事務局:消団連)は、8月30日(木)に、「消費税を増税して社会保障の改悪なんてとんでもない!みんなで学習して、声を上げよう!」をスローガンに、「消費税増税ストップ!8月30日学習講演会」を、岩手県水産会館において、会場いっぱいの130名の参加のもとに開催しました。

 社会保障問題のスペシャリストの二宮 厚美神戸大学名誉教授は、「今回、3党の合意で国会を通した“税社会保障一体改革法案”と消費税増税こそ、“権利としての社会保障制度”を“共助と連帯に名を借りた社会保障”に捻じ曲げるものです。内部留保を巨額にため込んでいる大企業から税金を取れば社会保障の財源は確保できます」と強調し、さらに「この一体改革案は、介護のサービスの切り下げ、医療では患者に負担増をもたらすもので、改革どころかむ改悪です」と指摘しました。最後に、消費税をなくす岩手の会の藤村敬吾事務局長は「消費税増税が実施される2014年までの総選挙で増税反対への国民の意思を示しましょう」と呼びかけました。その後、参加者たちは、教育会館から大通りを行進し「命を奪う消費税増税をストップさせるため、みんなで声をあげましょう!」「みんなが安心して暮らせる制度を要求しましょう!」とアピールしました。

参加者から「消費者が問題意識を持ち、行動していかなくてはならない」などの声

参加者からは「増税しても決して社会保障がよくならないカラクリがとてもよく理解できた」、「消費者が問題意識を持ち、行動していかなくてはならないと思う」「増税実施までにまだやれることも多くあると感じた」「憲法25条は、権利としての社会保障を保障しているはずなのに、このように悪い形へ変わるのはなぜ?改めて消費税をなくす活動をしていかなければと思った」などの感想が寄せられました。

▲会場いっぱいの参加者たち ▲講演:二宮 厚美神戸大学名誉教授

「消費税増税反対、解散・総選挙で国民に信を問え」と車22台で市内を抗議のパレート

「消費税増税ストップ・社会保障の充実をめざす会」は、8月18日、野田内閣が自民、公明両党と談合し、消費税増税法案を強行に通したことに抗議し、軽トラックに「消費税増税反対」のノボリ、いわて生協の業務用車両に横断幕、自家用車にはモールと風船をつけ、構成団体の車22台で、抗議のパレードを行い、市民に「消費税増税反対、解散・総選挙で国民に信を問え」とアピールしました。同会では、この「のぼり」や「横断幕」や「風船」を貸出し、県内にこの取り組みを広げていきます。

※「消費税増税ストップ・社会保障の充実をめざす会」の構成団体:

いわて労連・岩手県学校生協・新日本婦人の会岩手県本部・岩手県生協連・いわて生協・岩商連・岩手県農民連・消費税をなくす岩手の会・盛岡民商・岩手県民医連・消費税廃止岩手県各界連絡会・年金者組合岩手県本部・岩手県社保協・岩手県消団連・岩手県保険医協会・岩手県建設労連

<問い合わせ先>

岩手県消団連 事務局 電話:019−684−2225