映画「いのちの山河」の製作・上映運動を成功させる岩手の会(事務局:岩手郡滝沢村、岩手県生協連内)は、映画「いのちの山河〜日本の青空II」上映会の益金の還元と東日本大震災の被災者の支援を目的に、「今こそいのちを守る行政を!社会保障制度を考えるシンポジウム」を、来る7月16日(土)、盛岡市勤労福祉会館5階大ホールにおいて開催します。(参加費:無料)
憲法25条には「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国はすべての生活部分について、社会福祉、社会保障および公衆衛生の向上および増進に努めなければならない」とあり、生存権と国の社会的な使命を記しています。しかし、現実は、3月11日の大震災の発災から3ヶ月たった今でも被災者たちは苦痛と我慢の中にいます。
それだけでなく、わが国では、現在でも、社会保障がどんどん後退し十分な医療や福祉が受けられないという問題が広がっています。そこで、『いのちを守った村』の深澤晟雄村長と沢内村に学び、東日本大震災の被災者や私たちのくらしを守るために、「今、何が起きているか」、「このままだとくらしやいのちはどうなってしまうのか」を、考え・行動するきっかけにすることを目的に、標記のシンポジウムを開催いたします。多くの皆さんのご参加をお願いします。
また、「大震災の後だからこそ、命の尊厳をテーマにしたこの映画を、もう一度見たい」との沢山の声も寄せられていることから、7月9日(土)には、映画「いのちの山河〜日本の青空II」の大震災被災者支援チャリティアンコール上映会(参加費:無料)を、岩手教育会館において開催することといたしました。こちらへも、おおぜいの皆さまのご参加をお待ちします。
☆7月9日(土)「いのちの山河」チャリティアンコール上映会の案内はこちら
<シンポジウムの概要>※当日は映画(「いのちの山河」)の上映はございません。
- ◇開催日時:
- 2011年7月16日(土)13時〜16時
- ◇開催会場:
- 盛岡市勤労福祉会館 5階大ホール(案内地図)
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- (盛岡市紺屋町 東北電力向かい。駐車場がないため有料Pをご利用下さい)
- ◇参加費:
- 無料
- ◇プログラム:
- パネルディスカッションと参加者との質問・意見交流
■パネルディスカッション:13時10分〜
・テーマ:社会保障の後退が、被災地に何をもたらしているのか。
いのちを守る社会・行政のありようを私はこう考えます。
・パネリスト:井上博夫さん(岩手大学教授/岩手地域総合研究所副理事長)
村上和雄さん(岩手県社会保障推進協議会事務局長)
東日本大震災の被災者の方(出席を依頼中)
小野寺けい子さん(盛岡医療生協理事長・小児科医)
・コーディネーター:佐藤嘉夫さん(岩手県立大教授/岩手地域総合研究所理事長)
■会場から質問や意見交流
※お願い:当日会場で「東日本大震災義捐金」のお願いをいたします。ご協力をお願いします。
<問い合わせ先>
劇映画「いのちの山河〜日本の青空II〜」製作・上映運動を成功させる岩手の会
事務局:岩手県生協連 電話:019−684−2225
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