標記の文書は、岩手県生協連の加藤善正会長理事が、2011年2月22日に開催した日本生協連の「北海道・東北地連討論会」に出席した際に、日本生協連のビジョン委員会の取りまとめた「日本の生協の2020年ビジョン(答申)」に対しての意見と提言」をまとめ、会議の参加者にお渡しした『「日本の生協の2020年ビジョン」に対する意見と提言』をその後、若干修正し、3月開催の日本生協連のビジョン委員会で配布いただいたものです。来る6月17日、東京都内で開催される「日本生協連第61回通常総会」における発言の参考資料として掲載いたしますので、皆さまにお読みいただければ幸いです。
加藤会長理事はこの「意見と提言」まとめた理由を「1.はじめに」で以下のように記しています。
「私は自らの50年にわたる生協運動の実践を通じて学んだことや、多くの先輩や先駆的リーダーの教えや理論化された著書、ICAなどの諸文献や“日本協同組合学会”などでの論議を活かして、現在も非常勤とはいえ岩手県における生協運動や社会的諸運動に携わっている。したがって、これから開陳する意見や提言は、より『本質的・戦略的・実践的」なものであり、わが国の生協運動の原則的で持続的な成長を願う以外の何ものでもない』と自負しつつ拙文を記すことにした。」(抜粋)
☆日本生協連ホームページの「日本の生協の2020年ビジョン(答申)」はこちら
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▲昨年の日本生協連通常総会の様子と加藤会長理事(ビジョンとは関係ありません)▲ |
<「日本の生協の2020年ビジョン」に対する意見と提言の概要>
【構成】 ※文字数:10,172文字、4章・7節、6ページ(A4版)
- はじめに-
- 「2010年ビジョン」や各「中期計画」の「総括」不足のままの新ビジョンづくり
■「総括・立脚点」なくして役立つ「ありたい姿」がつくれるのか
■「前ビジョン」と「新ビジョン」はどうつながるのか
■「21世紀理念」へ向けてのこの間の実践は?「運動」なくして接近できない「理念」、この総括を!
- 新ビジョンで重視すべき視点、課題、アクションプランに対する提言
■「自立」あってこその「連帯」が力、生鮮・惣菜強化は現場力こそ力
■組合員の力の総和こそ生協最大のエネルギー、「自覚的消費者」の養成こそ
■岩手の生協路線=運動と事業の一体的展開、地域社会への役立ちこそ
■「言葉」としてのビジョンから「理念・道筋」が見えるビジョンへ
- 最後に-補足的な意見
☆『「日本の生協の2020年ビジョン」に対する意見と提言(全文)』はこちら(PDF:255KB)
<この件についてのお問い合わせ先>
岩手県生協連 事務局 電話:019−684−2225
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