岩手県内の生協は、震災後には数量を限定して一部配達がした日もありましたが、現在は灯油在庫の枯渇と、輸送燃料不足から配達を中止しています。しかし、2011年3月20日で冬季期間が切れることから、岩手県生協連(岩手郡滝沢村、)は、3月20日以降の灯油価格について、3月18日に「1リットル89円・1缶1,602円(電話注文は1リットルあたり1円高)」とすることを決めました。県生協連では、配達できるようになった場合は、この価格で配達し、さらに、灯油の配達が正常に戻り次第、改めて価格を改定し発表することにしいます。灯油・ガソリン不足という厳しい状況ですが、組合員の皆さまの生協の灯油への結集をお願いします。
●暫定価格の決定と3月20日以降の灯油価格について
- ◇冬季間の灯油価格の決定:
- 1月30日〜3月19日の暫定価格「1リットル89円 1缶1,602円(電話注文は1リットルあたり1円高)」を決定価格とします。
- ◇3月21日以降の灯油価格:
- 1リットル89円・1缶1,602円(電話注文は1リットルあたり1円高)
●県生協連の加藤善正会長理事のコメント
「この度の激甚災害に際し、被災された方々や家族の皆さんに心からのお見舞いと、不幸にも亡くなられた方々へのご冥福をお祈り申し上げます。さて、極度の灯油・ガソリン・軽油などの石油製品不足が被災支援を遅らせ、生活のあらゆる場面に支障をきたしております。岩手県生協連としましても、岩手県消団連を通じて、全国消費者団体連絡会などから、経済産業省海江田大臣や各政党、国会議員に対し石油の国家備蓄の放出や石油製品の輸送に国として全力を挙げるよう、緊急要請を出しております。徐々に動き始めているという報道はありますので、引き続き要請し続ける予定です。県内の生協は、灯油と、輸送量燃料が入り次第、一刻も早く灯油をお届けするため努力しております。」
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▲2月17日経産省への要請の様子 |
▲1月21日の第5回灯油委員会の様子 |
<この件の問い合わせ先>
岩手県生協同連 事務局 電話:019−684−2225 |