岩手県生協連(岩手郡滝沢村、加藤善正会長理事)は、1月21日、プラザおでって(盛岡市)で開催した「2010年度第5回灯油委員会」において、1月30日から3月19日までの灯油の暫定価格を、配達灯油(定期巡回)を18リットル当たり1,602円と決めました。これは、前回(昨年12月21日決定)からさらに90円の値上げになります。
県生協連では、「原油市場への投機マネー流入が止まらず、原油価格は1月に入りさらに上昇し、昨年12月の1バレル82ドルから93ドルとなったこと、石油元売会社からの卸値も値上げが予定されていることなどから値上げせざるを得ないと判断したものです。会議の中では、今後の灯油の情勢、今後の灯油運動の取り組み、各地の灯油情勢の交流と意見交換を行いました。
会議終了後、生協の代表たちは直ちに県庁を訪れ、高騰する灯油価格への対応と国へ要望を求める要望書を提出しました。
■暫定灯油価格:配達灯油(定期巡回)18リットル当たり1,602円(電話注文は1,620円)
☆いわて生協ホームページの最近の灯油価格はこちら(1月30日〜3月19日)
☆第4回灯油委員会報告はこちら(2010年12月27日掲載)
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▲第5回灯油委員会の様子 |
●県に要望書を提出しました。
灯油委員会終了後、県庁を訪れた生協の代表たちは、松川求環境生活部長に、「(1)投機マネーの規制を推進すること、(2)石油元売り各社への規制や監視を強化すること、(3) 社会的経済的弱者への配慮がなされるような“国民生活第一”の政治をすすめること」などについて国に要望するよう求める達増拓也県知事宛の要望書を提出しました。
☆提出した要望書はこちら(PDF:84KB)
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▲要望書を読みあげる生協代表団 |
▲県に要望書を提出したところ |
☆岩手日報Web Newsの関連報道はこちら
<問い合わせ先>
岩手県生協連 事務局 電話:019−684−2225
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