岩手県生協連(本部:岩手郡滝沢村)は、「2010年度第1回生協学校」を、3生協17名の若手の職員の参加のもとに、11月26日、岩手労働福祉会館において開催しました。
この会合では、「協同組合とはなにか」と「岩手の生協の歴史とこれからの役割」の2つの講演の後、参加者によるグループ討議を行い、討論結果を発表しました。参加者たちからは「協同組合とはなにか?を学べました」「理念・価値をもう一度勉強しなおしたいと思った」などの感想が寄せられました。
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▲講師:大津荘一生協総研研究員 |
▲講師:加藤善正県生協連会長理事 |
<第1回生協学校の概要>
- ◇開催日時:
- 2010年11月26日(金)10時30分〜14時
- ◇開催会場:
- 岩手労働福祉会館 6階 かたくりの間003生協16名が参加
- ◇参加者:
- 3生協17名参加(いわて生協13名、盛岡医療生協2名、消費信用生協2名)
- ◇プログラム:
- 講演1と講演2、グループ討論と発表
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- 講演1:「協同組合とはなにか、そのあゆみと原則を学ぶ〜協同の未来を開くために〜」
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- 講師:生協総合研究所 大津 荘一研究員
講演2:「岩手の生協の歴史とこれからの役割」
講師:岩手県生協連 加藤善正会長理事
- 戦前の生協・産業組合運動
- 戦後の生協運動
- 岩手の生協の特徴・発展の原動力・これからの役割
☆当日のレジュメはこちら(PDF:100KB)
グループ討議
「これから生協が県内や地域で果たすべき役割や取り組むべきだと思うこと」
各グループからの発表、講師からのコメント
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受講の様子 |
<参加者の感想紹介(アンケートより一部抜粋)>
●「生協学校」に参加しての評価(13人から回収)
・とても良かった 5人 ・良かった 5人 ・普通 1人 ・その他 2人
●自由記述より抜粋(詳細は県生協連で集約した「感想のまとめ」参照)
- 協同組合とNPO、株式会社の比較がわかりやすく参考になった。
- いわての生協の歴史がよくわかった。原則を守らずにつぶれた例は岩手にもある。(3人)
- あらためて協同組合の歴史を知り、ロッチデール創始者のたちがここまで考えて立ち上げたことに感動しました。
- 生協に生きる職員として自信をもたなければならない。そのために定義や理念をしっかり体にたたきこまなければならないということを学びました。
- 理念・価値をもう一度勉強しなおしたいと思った。
- 大津先生の「自分たち自身が、自分の生き方も含め生協運動に情熱をもっているのか、問題は自分たちにある」との言葉にハッとしました。
- コミュニティへの関与を実現するためにも、組合員や組合員でない人がもっと参加できるとりくみ(子育てひろば、コープのつどいなど)を広めることを自己課題として取り組みたい。
- やはり今回のような協同組合って何なのかを学ぶことはとても大切だと思いました。日ごろの職場の中で聞いたり話したりする場も必要だと思います。
☆「参加者からの感想のまとめ」の詳細はこちら(PDF:100KB)
<問い合わせ先>
岩手県生協連 事務局 電話:019−684−2225
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