岩手県生協連(岩手郡滝沢村)が事務局をつとめる「冬の兵士反戦イラク帰還兵9都市リレー証言集会in盛岡」実行委員会と「冬の兵士反戦イラク帰還兵9都市リレー証言集会in北上」実行委員会が主催する「冬の兵士9都市リレー証言集会」が、2010年10月9日(土)、盛岡会場(300名)と北上会場(200名)の両会場の500名を超える参加をえて開催されました。盛岡会場では販売した「冬の兵士」(岩波書店刊)などの書籍で一部売り切れが出るほどでした。
関東・東北地区では、10月5日〜12日の間に、盛岡と北上を含む9都市※で開催され、参加者は2,230名、集まったカンパは約75万円でした。大阪、京都、東京でも既に開催されています。
※9都市:山形市(6日)、福島市(7日)、秋田市(8日)、盛岡市・北上市(9日)、藤崎町(10日)、千葉市(11日)、さいたま市(12日)
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▲盛岡会場の様子
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●ジェフリー氏、ホセ氏が「イラク戦争の実態」を証言
盛岡・北上会場では、反戦イラク帰還兵の会(IVAW)のジェフリー・ミラード会長が、9年間の兵役と13カ月に及ぶイラク戦争への従事体験と自らがその中で知り得た米軍の偽り(劣化ウラン弾は食べても良いくらい無害)を訴え、政府のウソ(オバマの戦闘部隊を撤退させたというが兵士をトレーナーやアドバイザーという名に変えて実態はそのままパトロールを続けている)を証言しました。会場の参加者たちは、ため息と驚きを禁じ得ませんでした。ジェフリー氏は「帰還した今でも、私の中で戦争は終わっていない」と結びました。
また、ホセ・バスケスIVAW事務局長は、九条のある日本が米国のような“軍事産業複合体”というモンスターを作らせてはならないと証言し、私たちに平和のためまだまだやるべきことがあると教えてくれました。
<お問合せ先>
岩手県生協連 電話:019-684-2225
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