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岩手県生協連（岩手郡滝沢村）は、2010年9月9日、盛岡市内で、県内の生協の関係者約50名が参加し、「2010年度1回灯油委員会」を開催しました。委員会では、「灯油価格（配達）を1リットル75円(18リットル1,350円)とする」ことを決め、各地の灯油情報を交流しました。この価格は現行価格を値下げしたものでの9月18日から10月23日までの決定価格となります。また、委員会に先立ち「2010年度灯油学習会」を開催し、終了後に県に要請行動を行い、「灯油に関する要請書」を提出しました。
☆「灯油に関する要請書」はこちら(PDF 106 KB)
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| ▲灯油学習会の様子 |
▲第1回灯油委員会の様子 |
●「2010年度灯油学習会」に64名が参加し今冬の原油状況など学習
灯油委員会に先立ち、県生協連は、生協の関係者64名の参加をえて、「今年の原油価格の見通しと灯油運動の課題」をテーマに、加藤善正県連会長理事を講師に「2010年度灯油学習会」を開催しました。
加藤会長は、「国際原油価格の推移」「2010年・11年の短期原油価格見通し」について説明した後、今後の課題として「全生協が戦略的・集中的に利用者を拡大し、消費者の購買力結集で元売による灯油高騰価格戦略に抵抗すること、自.治体のミッションを明確化にし“福祉灯油”の社会的・社会保障的制度要求しよう」と呼びかけました。
☆「2010年度灯油学習会」当日資料はこちら(PDF 99 KB)
●生協代表など7名が県に「灯油について」要請しました
終了後、県生協連、いわて生協、県学校生協の代表7名が岩手県庁を訪れ、松川求環境生活部長と面談し「灯油に関する要請書」を提出し、「昨年後退した福祉灯油の拡充と行き過ぎた規制緩和を是正して“灯油価格の独歩高”を正してください」と要請しました。県側は「まだ今冬の灯油状況がわからないので、要請内容は確かに承りました」との対応でした。
岩手県生協連では、今後、灯油の安定供給と元売り会社の監視・指導、国際的な投機マネーの規制を求め、北海道・東北の生協とともに、10月に学習会と元売・経産局への要請行動、2月上旬に経済通産省などへの要請行動に取り組むことにしています。
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| ▲灯油に関する要請書を提出 |
☆いわて生協のHPの灯油のお知らせはこちら
☆岩手日報社「Webニュース」の関連記事はこちら（2010年9月10日付）
＜問い合わせ先＞
岩手県生協連 事務局 電話：019−684−2225
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