岩手県では2003年から毎年3月に「平和のつどい」を開催し、戦争の実態を知り、平和への願いを社会的にも大きくアピールしてきました。今年も、県内で平和を守る取り組みを推進する「平和憲法を守る県民懇談会」(11団体)が、多くの団体に実行委員会への参加を呼びかけ、準備を進めています。
今年は2010年3月20日(土)、岩手県公会堂において開催します。平和を願う市民の皆さんの参加をお待ちしております。
今年のつどいは以下のような情勢を踏まえて開催いたします。
米ブッシュ政権が、アフガニスタンでの戦争を開始して8年、イラク戦争もこの3月20日で開戦から7年が経ち、アフガニスタンもイラクも、テロは収まらず、戦闘は泥沼化するばかりで、多くの子どもや女性たちが今も犠牲になっています。米オバマ大統領は、イラクからは撤退はするものの、アフガニスタンには3万人を増派し、引き続き「テロとの戦い」を続けることを表明しました。現在、辺野古への基地移転が大きな問題になっていますが、日本の安全には米軍の駐留が不可欠との「日米安保条約」から今年は50年となります。戦後65年、米軍基地は本当に必要でしょうか。私たちは世界中のあらゆる戦争をなくすため、また戦争につながる基地もいらないという声をあげ、行動したいと思います。
終了後にピースパレードを行いますのでご家族・友人を誘って参加ください。
<「3・20世界の平和を願う市民のつどいin岩手」の開催概要> |
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集会名:戦争も基地もいらない「3・20世界の平和を願う市民のつどいin岩手」 |
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主催者:「3・20世界の平和を願う市民のつどいin岩手」実行委員会 |
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開催日時:2009年3月20日(土) 10時〜12時10分 |
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開催場所:岩手県公会堂大ホール
≪参加無料≫ |
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プログラム: |
映画“イラク帰還兵の証言”「冬の兵士」ダイジェスト上映(15分) |
講演: |
「日米安保50年の今、沖縄から日本を考える」 |
講師: |
C・ダグラス・スミスさん(作家・政治学者) |
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1936年、サンフランシスコ生まれ。作家・政治学者。1960年に海兵隊員として沖縄に駐留、翌年除隊。1980年から2000年まで津田塾大学教授。現在沖縄を拠点に執筆・講演活動を行う。著書に「憲法と戦争」(昌文社)、「経済成長が無ければ私たちは豊かになれないのだろうか」(平凡社)、「普通の国になりましょう」(大月書店)、「ガンジーの危険な平和憲法案」(集英社)ほか。「世界がもし100人の村だったら」池田香代子氏との対訳。 |
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事務局構成団体(11団体・50音順) |
岩手県医療労働組合連合会・岩手県教職員組合・岩手県高等学校教職員組合・岩手県消費者団体連絡協議会・岩手県自治体労働組合総連合・岩手県生活協同組合連合会・岩手県農業協同組合労働組合・憲法改悪阻止岩手県各界連絡会議・憲法擁護岩手県連盟・新日本婦人の会岩手県本部・全日本自治団体労働組合岩手県本部 |
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☆チラシの拡大版はこちら(PDF
850 KB)※ダウンロードして印刷してください |
<お問い合わせ先>
実行委員会事務局「平和憲法を守る県民懇談会」
連絡先:岩手県生協連・岩手県消団連 電話:019−684−2225
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